2019/06/27(木) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[字]
お伝えします。
気象予報士の今村さんです。
よろしくお願いします。
今、台風には
なっていないようですね、まだ。
≫まだ、熱帯低気圧という状況に
なっています。
今後それが台風になるかどうかも
非常に微妙なところではあるんですが
熱帯低気圧が台風と呼び名が
変わらなくても
活発な雨雲を伴っていることには
変わりないので警戒が必要なんですね。
これまでに降った量を見てみると
特に四国で
多くなっていまして200ミリを
超えているようなところもあるんです。
徳島県内には
土砂災害警戒情報が
発表されているところも
あります。
崖などには引き続き
近づかないように
お願いしたいと思います。
今後の雨の予想なんですが活発な雨雲は
大きく2つあります。
それがまずこちら。熱帯低気圧に伴う
南から来る雨雲と
そして梅雨前線の雨雲も
発達しているんですね。
この影響で東北でも大雨の恐れが
出てきているんです。
≫令和初の台風になるかもしれないという
熱帯低気圧は、これですね。
中心がこの辺りにあるんですね。
≫そうですね。
これが今後、北東方向に
進んでいくというわけですが。
この梅雨前線はこの辺りにずっと
停滞する感じになりそうです。
では、今後の雨の動きを見ていきますと
今夜、帰宅時間帯にかけて
特に激しく降りそうなのが
四国東部、紀伊半島、そして
東北の一部でも
激しく降るところが
ありそうです。
ですから、交通機関など
影響が出るかもしれませんし
特に紀伊半島、三重
奈良、和歌山県内などでは
非常に激しく降って
土砂が崩れて道路などに
流れ込んでくるような
そんな恐れもあります。
そして夜中になりますと
今度は東海方面に激しい部分が
移ってきます。
静岡県では夜明け前がピークになりまして
そして、関東でも
早朝がピークということになりそうです。
これ、明日朝午前5時で
ピンクや赤の部分が見られます。
そして6時ごろに時間を進めると
東京などにも一部かかってきて
強く降る可能性がありそうです。
ですから明日、鉄道なども早い時間、始発などから
影響が出ることも考えられます。
このあと風も強まってきそうでして
南風が瞬間で20メートル前後
予想されていますので
特に海沿いは
風の影響もあるということを
覚えておいておきたいと
思います。
この雨に特に警戒が必要なのは
関東では7時ごろまで。
この時間が一番注意が必要に
なりそうですね。
通勤のピークの
8時以降になりますと
抜けていく傾向になりますので
明日朝は早い時間帯ほど
影響があるということに
なりそうです。
≫今、紀伊半島から東海・関東と
お伝えしましたがさっきの梅雨前線の停滞は
むしろ、北日本、東北の方々は
ずっと雨の中にあるという感じが
さっきの映像で分かりました。
≫今夜から明日、午前中から雨が
降り続くというような
恐れがあって予想雨量でも
東北でも100ミリを超える
形になっているんですね。
なので災害級の雨となりますので
川の近くにお住まいの方は
2階でお休みになるなど
対策をしていただきたいと思います。
≫分かりました。