前に出る様子を見せました。
左の上手は取れていません。
出ていきます。上手投げ。
これが白鵬の強さです。
＞＞若手の挑戦を退けた白鵬。
邪魔してやりましたねと、貫禄を
見せていました。
炎鵬は幕内で最も軽い体重９９キ
ロ。
２００キロを超える魁聖との対戦
です。
左から右、
回り込んだ、回り込んだ。
背中について送り出し。
大関に復帰した栃ノ心は２連敗。
以上、ここまでスポーツでした。
島民の運命を変えたかもしれない、
ある戦いがあったことが新たに分
かってきました。
＞＞沖縄に上陸したアメリカ軍と
の激しい地上戦は、
すが、実はその２か月ほど前、
中部の中城村で、日米最初の激しい戦闘が行われていたんです。
＞＞戦場となったのは、その標高
から、
１６１．８高地と呼ばれた小高い
丘。
住民と兵士を区別しない無差別攻
撃へと転じていたことが浮かび上
がってきました。
＞＞普天間基地の東側に位置する
中城村です。
沖縄戦で、
た。
村のほぼ中央に位置する１６１．８高地。
今回、私たち取材班は、軍事専門
家と村の調査員による立ち会いの
下、内部の取材を行いました。
中は縦横無尽にトンネルで結ばれています。
アメリカ軍の沖縄本島上陸から４
日後の１９４５年４月５日、
戦車を伴う６００人以上のアメリ
カ軍を迎え撃ちました。
この丘での戦いについての秘密資
料が、
沖縄のアメリカ軍基地内に長い間、
保管されていました。
＞＞これは当時のアメリカ陸軍が
まとめた報告書です。
＞＞トンネル内のあらゆる場所に
配置された攻撃ポイント。
日本軍の攻撃は、
予測もしない方向からやって来ることが記されています。
陣地だと気付かずに近づいたアメ
リカ兵たちは、
機関銃などで狙い撃ちにされまし
た。
恐怖に陥ったアメリカ兵たち。
このあと多くの兵士が、民間人を
含め、無差別に攻撃するようにな
っていったといいます。
＞＞しかし、
この陣地について語り継ぐ人がほとんどいなかったため、
米須清春さん８３歳。
父親の清喜さんは石工の腕を見込まれて、この陣地作りに動員され、
しかし父親はその詳細について語
ることなく、２０年前に亡くなり
ました。
＞＞当時、村はどんな状況に置かれていたのか。
陣地は１６１．８高地だけでなく、
村全体に張り巡らされていたこと
が分かります。
陣地作りには多くの住民が、動員
されました。
久志隆子さん。中学校で国語の教師を務めてきま
した。
最近、母親のトヨさんが、村での
当時１４歳、想像を絶する光景を
目の当たりにしていました。
した。
迫り来るアメリカ兵の姿におびえながら、２週間ほど隠れ続けたと
いいます。
＞＞そしてアメリカ軍に銃を突きつけられ、捕らえられました。
びました。
そして、
こうした証言を近い将来、論文に
まとめるつもりです。
トヨさんは普天間基地から僅か５
キロの場所に暮らしています。
＞＞では、続いて気象情報です。
山神さん。
＞＞東京・渋谷、この時間もどん
よりとしていて、日ざしもほとん
吹くんですが、この風が冷たいで
す。北寄りの風が吹いていますか
雲が広がりやすい見込みです。
雨の降る所があるかもしれません
そして気温ですが、きょうも２３
度くらいまでしか上がっていかな
い予想です。