じわり広がっている。
島根の出雲縁結び空港。
韓国の空港との間を結ぶチャーター便の運航が
明日から2週間ほど
一時、中止されることになった。
韓国の航空会社からは
ツアー客のキャンセルが
相次いだためと
説明されたそうだ。
≫問題となっているのは
半導体の材料をめぐる
韓国への輸出規制だ。
日本から輸出している材料の3品目について
個別に政府への申請が
必要となりいずれ、韓国の基幹産業である
半導体の製造に深刻な影響が
出るとみられている。
輸出規制の撤回と
協議を求めている韓国は今朝、実務担当者を
日本に派遣。
≫そう、日本側は輸出規制は
協議の対象ではなく
説明するだけという立場だ。
中村≫韓国の課長級職員らが
経産省に到着しました。
≫両者の立場が
平行線のまま始まった
担当者の初会合。
そこで話されたこととは…。
渡辺≫協議のために
来日したと考えている韓国側と
説明するだけなんだと考えている
日本。
ここの時点で
すれ違いを見せているような
気がするんですが。
経済産業省前には経済部の中村友美記者がいます。
中村さん、この会合
今どうなりましたか?
中村≫会合は午後2時から
非公開で行われていますが
3時間経った今も続いています。
韓国の担当者は出発の際に
韓国政府の立場を日本に伝えると
話していましたが
日本側は説明に
終始しているものとみられます。
持ち込んだことで
国際問題となっていますが
経産省幹部は、今回の措置は
かわいいものだなどと
大きな問題ではないと
主張していて
溝は埋まらないままです。
渡辺≫輸出規制問題ですが
今後、どうなっていくと
考えておけばいいんでしょうか。
中村≫すでに行った
韓国への輸出規制強化は
変わりません。更に来月には
安全保障に関わる貿易で
韓国に対する優遇措置を
やめる予定で
規制の対象は、現在の3品目から
更に増えるとされています。
経産省幹部は
その中には
もっと
インパクトのあるものがある。
それこそ半導体の生産が
できなくなるようなものとなどと話し
問題の長期化を示唆しました。
今回の措置の要因とみられるいわゆる徴用工の問題には
韓国の対応はひどい。
何かしら対応してくれないと
こちらから緩める判断は
難しいとも述べています。
半導体の製造は
世界に大きな影響を与えますし
日本政府は輸出管理に
どのような問題があったのか
具体的な詳細は
明らかにしていません。
両国の対立は
極めて政治的になっていて
問題解決の糸口は
見つけられない状況が
続きそうです。
渡辺≫経産省前から中継でお伝えしました。
林≫続いては、どこに
どんな施設があるかなどを
地図上に示す、地図記号です。
現在130種類以上もあるんですが
今回13年ぶりに
新たな地図記号が制定されました。
そのきっかけとなったのは
1年前のあの災害でした。
≫地図記号を定める国土地理院は
なぜ新たな記号を誕生させたのか。
林≫こんにちは。