聞きに行きますか。
今 どんな感じですか? 料理の進み具合。
もう これ トマトのソースは出来てる?
終わる直前に パスタが ゆで上がって→
ソースと からめるところまでいこうと思います。
イタリアで究極のパスタを探す旅。
更なる一品を求めて車で東へ 300キロ。
2月 この地では 春の訪れを告げる
アーモンドの花が咲き乱れる。
そんなアーモンドを使った
珍しいパスタがあるという。
訪ねたのは
マッテオさんとアウローラさん夫妻。
あっ いいにおい。
濃厚な いいにおい。
ワーオ 超きれいなナッツ。
「ファッショネッロ」というこの地域でしか作られていない固有種。
殻は大ぶりだが 実は小さい。
でも 味は…。
いただきま~す。
おいしい。
マッテオさんは もともと
北イタリアの出身。
12年前に仕事を辞め
妻のアウローラさんと移り住んだ。
何が きっかけで
シチリアだったんですか?
♪♪~
自然のままに育てたアーモンド。
その味を生かした
特製パスタがあるという。
材料は アンチョビと自家製のケッパー
オリーブオイル。
塩や調味料は使わず
素材の味そのままで。
スタジオ
うう~!
アンチョビの絶妙な塩加減と
ケッパーの酸味。
それらと相まってアーモンドの
芳醇な香りとコクが→
口いっぱいに広がる。
(マッテオ)Almond.うん!
こちらのアーモンド独特の風味じゃないと
きっと この味にならないと思います。
日本帰って その辺で売ってる
アーモンドでは絶対ならない。
そう。
よかったですその時に冷蔵庫に何もなくて。
金づち だいぶ重い。
イエーイ。
楽しい。 ね。
はい どうぞ。
スタジオ
好きなんだね 犬も。好きなの。
ラッキーだな 君たち。
スタジオ だから もうずっと かみ砕いてるね。
「やめろ!」って。 フフフ。
穏やかな暮らしの中で生まれた楽園のアーモンドパスタ。
記憶に残る味と出会った。
ここで少し寄り道。
パスタとともに楽しめる
ワインを探すことに。
スタジオ
あ~ またワインが欲しくなってきた。
向かったのは 標高3,300m
ヨーロッパ最大の活火山…
近年 目覚ましく品質が向上し→
世界が注目するワイン産地となったエトナ。
その立て役者の一人 サルボさん。
エトナで最高峰の醸造家と評価される。
サルボさんは
古代から続くワイン造りを研究。
肥料は堆肥を使い
土着品種のブドウを育てている。
添加物を使わず
伝統的な製法で造るピュアなワイン。
タコとか そういう魚介類でも
ちょっとこう きちんとした→
かみ砕きがあるようなのも
合うし→
ちょっと香りに
スパイシーさがあるので→
唐辛子とかスパイスを中に入れると
すごく合うような気がします。
機械を 一切使わず
人の手とロバだけを使う→
自然が生み出すワイン。
わあ きれい。
火山灰に含まれるミネラル分によって
美しい酸味が生まれ→
キリッとした味わいになるという。
大きいマグマ。 ほんとだ。
記念に持ち帰ろう。
スタジオ いろんなモノ くれるの。ローズマリーとか。
フフフフフ。
広大な畑には 3万本を超えるブドウの木が植えられている。
何人がかりでですか?
6人~!
グラッチェ。