一連の経緯についてはまず吉本興業の関係者が
一度は2人の引退の意向を
確認して
引退会見を開くことで
合意しましたが
その後、2人に引退の意向がなく
謝罪会見を行いたいとの要望があったなど
状況が二転三転したと
説明しました。
更に反社会勢力との関与について
新たな記事も発売されるということで
単なる謝罪会見では
納得が得られないと考えたと
説明しました。
そして、岡本社長は芸人たちの意思がきちんと
定まらない状態で
記者会見を行うと
かえって芸人たちを
傷つけてしまうと
考えた自分と、一日も早く
説明と謝罪をしたいという芸人との間で
正しい意思疎通ができなかった
などと話しました。
また、宮迫さんらは
岡本社長から
お前らテープ回してないやろなと
言われたと明かしていましたが
岡本社長は、場を和ませようと
冗談で言ったなどと
説明しました。
また、宮迫さんらが
記者会見をしたら連帯責任で
全員クビにすると岡本社長に言われたと話していましたが
この発言は、被害者への思いが
伝わってこなかったので
身内の感覚で
ええかげんにせえという思いだったなどと
説明しました。
渡辺≫では日刊スポーツ編集局文化社会部の
山内崇章デスクに
中継でお話を伺います。
山内さん
よろしくお願いします。
記者会見聞いていらっしゃったと
思うんですが
まず率直にどんなことを今
お感じになっていますか。
山内≫闇営業の騒動が
発覚して以来
吉本側も今日の会見で
相当丁寧に
経緯を説明していました。
お互い土曜日の宮迫さんと亮さんの会見と比較しても
お互い主張が
どうも食い違うところが
いくつかあったんですけど
不思議にも、割と共通点というのもあって
この共通点というのが
双方ともにファミリーという言葉を使っているんです。
これが、なんか
タレントさんと経営陣の近さ
この距離の近さが
かえって近いことで
何か、双方に誤解が生じたり
こじれた原因の1つなんじゃないかという印象を受けました。
渡辺≫冒頭部分で
岡本社長が話をしました。
土曜日に宮迫さんと田村亮さんを
あのような形で記者会見をさせてしまったことを
わびつつですね
今、山内さんが話してくださった
いわゆる距離感
つまりコミュニケーションが
取れなくなっていたことを
ご自身も反省をすると。
もし、処分撤回ということを
受け入れてくれるならば
戻ってくることの
話し合いのテーブルに
ついてほしいということを
社長は言っていたんですが
その後、相当、長い期間にわたる
ディテールを記者会見の会見場から
質問が飛んだあとは
あまり正直言って私は要領が得ない
答えにならない答えが
いくつもあったなというところをすごく感じたんですが
その点、山内さん
どうだったでしょうか。
山内≫やっぱり、会見中から
吉本の芸人さんたちからも
厳しい声が上がっていますよね。
本当にクビという話をしたのかとか
パワハラがあったのか
というような
発言だったんですけれども
どうしても岡本さんのお答えの様子を聞いていますと
家族的な感じで
身内的な捉え方をしたというのが
1つの原因で、怒ったときは