2019/07/22(月) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[字]
つながり。
これについて吉本興業は
どう答えたのか。
≫一体どういうことなのか。
宮迫さんたちは闇営業を持ちかけられたとき
入江さんからこう聞いたという。
≫もし、この話が事実なら吉本興業は反社会的勢力が
スポンサーについたイベントを
開催したことになるのか。
≫しかし今日
吉本興業の岡本社長は
事実ではないとし
こう説明した。
≫一方、宮迫さんは
飲食店での反社会的勢力との
写真について
つながりを否定している。
渡辺≫スタジオには
芸能事務所の契約問題や
知的財産分野などがご専門の
河西邦剛弁護士にお越しいただきました。
よろしくお願いします。
河西さん、伺いたいんですが今回の吉本興業の対応
どこがいけないのか。
何が間違っていたのか。
あるいは間違っていなかったのか
社会に対する対応と
それから社内の企業の中の
いわゆるタレントさんや
芸人さんに対する対応と
2つあると思うんですが
それぞれどうお考えですか?
河西≫まずタレントさんたちに対してですけど
発端は嘘をついていたこと。
これにあることは
間違いないと思うんです。
でも例えばいろいろやり取りをやっている中で
契約を解除か
引退会見かという一方的な通知が
送られてきているとか
あとは今回、会社の意向という
あいまいな根拠のもとに
撤回しますとなっています。
あまりに一方的で
お笑い芸人さん、タレントアイドルもそうですけど
事務所のものではないので
お互いのコミュニケーションというところが
ものすごく
なされていないのかなという
印象を受けました。
あとは、クビ発言について認めているわけですけど
社長が会社の代表者が
謹慎期間中で、これから
どうしようというふうに
話をしているときに
クビだからっていうふうに言えば
それは冗談では済まないですよ。
はっきり言っちゃえば
受け取られている側としたら
冗談とは
受け取らないわけであって
あとから冗談だからといっても
いじめと
同じような状態に
なってくるわけです。
渡辺≫そう言われたから
もう何も言えなくなってしまったというふうに
宮迫さんも
言っていましたよね。
河西≫当然かなと思いますね。
そういった立場の人に
そういうふうに
言われてしまえば。
渡辺≫それと吉本興業というのは
100年以上の
歴史を持つ
浪速のお笑い文化を
作り上げてきて
そして、全国区になり今、日本中のファンがいて
年商500億を超える
6000人を超えるタレントさん
お笑いの皆さんを抱えている
大企業ですよね。
大企業の中にある
コンプライアンスとひと言で
言ってしまうと
それまでかもしれないですが
微妙な気持ちのやり取り
社員である
いわゆるタレントさんたち
所属タレント皆さんとの
気持ちの通い合い
こういったものの体質が
どうなんでしょうか?
昔からの企業という部分が
うまく、今の時代に変化に
ついていってないのかなとも
思えるんですが。
河西≫まさに構造的な問題。
すなわち芸能事務所が