2019/07/22(月) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[字]
誰よりも派手なパフォーマンスで注目された。
紆余曲折があり今回は維新から。
御年71、ものすごい人気だ。
そして…。
候補者も選挙の戦い方を模索しているようだ。
アニメの主人公のコスプレで
応援演説。
候補者本人もこのいでたちだ。
東京選挙区では当選者6人のうち、3人が女性。
これは過去最多。
そして、今朝6時半過ぎ。
記者もまばらな会見場で
当選が発表されたのは
山東昭子さん。
歴代最多となる8回目の当選だ。
何が人々を
政治から遠ざけているのか。
戦後2番目に低い投票率となった
参議院選挙が
幕を閉じた。
渡辺≫参議院選挙は確かに幕を閉じました。
失礼しました。
この数字を紹介しましょう。
山崎≫こちらは参議院選挙の
当選者数を
政党別にまとめたものです。
まず、与党の獲得議席は
自民党が改選前より
9議席減らして57議席。
公明党は、3議席増え
14議席となりました。
結果、自公合わせて
71議席となり
過半数を超えています。
一方の野党ですが、立憲民主党が17議席と改選前より
8議席も伸ばしました。
国民民主党は6議席にとどまっています。
更に、れいわ新選組が2議席
NHKから国民を守る党が1議席を
獲得するなど、以下
ご覧のとおりとなっています。
また、今回の参議院選挙
選挙区の投票率は
48.80%で
過去最低だった1995年の参院選に次ぐ
戦後2番目の低さでした。
渡辺≫政治アナリストの伊藤惇夫さんです。
よろしくお願いします。
48.8という投票率。
ちょっとショッキングな
数字だったんですが。
伊藤≫95年が44.52
それに次ぐ低さですが参議院選挙は
大体、総選挙に比べると
投票率が
低くなるというのが
傾向としてあるんですけど。
もう1つ言うと今回なぜここまで
下がったかというと
やっぱり、選挙戦通じて
関心の度合いが
非常に低いなという印象を皆さん
持っていたと思いますが
加えて言うと
ある程度結果が見えていた。
ドラマがあまりないな
という印象が
非常に強かったんじゃないかと
思うんですね。今度の選挙を
全体として見ると
変な言い方ですけど
新しい55年体制の
幕開けなんじゃないかなという
印象があるんですね。
結果的に立憲民主党が野党第一党の地位を確立した。
恐らく、今後
例えば総選挙があった場合でも
立憲が野党第一党になることは
ほぼ間違いないと思うんです。ただ支持基盤が
いわゆるリベラル層ということを
考えると
自民党の牙城に迫るような政党に
成長していく可能性は極めて低いだろうとなると
自公の安定的な政権与党対
野党第一党の立憲という構図が
固定的にある程度、今後
続いていくんじゃないかという
そんな予感を持ったんですけど。
渡辺≫選挙の争点としては
暮らしがどうなるのか。
年金問題であるとか
消費税率の10%の問題を野党が
もっと攻めきれるテーマが
たくさんあったと思うんですが
そこは、やっぱり野党にそれを期待する人たちの声も
少なかったということにも
なると思うんですが。
伊藤≫野党に対する
期待感を持った野党が受け皿として
存在しなかったという言い方を