無理に開けようとすると→
急にクッションがフッと乗り上げて→
「カクン」という音を出します。
(飯尾 森)へえ~。
顎関節症という…。
外から削って こうなって…
というふうになっておりました。
(笑い)
はい! それでは専門家の先生をお迎えいたしましょう。
はい! 日本大学 松戸歯学部 教授
小見山 道先生です。 ようこそ。
(拍手)
どうも。
この方は
重度の顎関節症に悩まされていた…
去年の11月
突然 口が開かなくなりました。
無理に開けようとすると
強い痛みが あごに走ったといいます。
指2本入れるのが やっと。
なるほど。 で それを治療をされたというか ある方法を→
これから皆さんにもお教えする方法を
先生がとられたら→
この方が治った
ということでございますが。
これです。
違うんです。 今のを…
続けて おやりになりました。 すると→
大好きなアメリカンドッグもガブッと食べられるようになりました。
ちょっと待って下さい 先生。 これは…
(小見山)そうやって きちんと一回開けることを…
そういう効果がありますね。
いや~ ただ口をあけるだけで治っちゃうなんて→
実に不思議ですよね~。
でも 実は今こうした動かす治療法こそが→
最新の臨床現場で注目されているんです。
毎年 2,000人もの患者さんを治療しているこちらの病院でも…。
ほら! ぐ~りぐり!
ぐ~りぐりっ!
先生 こんなに動かしちゃって
大丈夫なんですか?
なんと この熟練のワザで
劇的に改善する人が→
続出しているんですって!
今 もう ほぼ9割5分から→
十中八九 もう…
実は こうして口を開けたり…
更に ズレてしまった関節も→
間にある潤滑液が徐々になじむことで→
スムーズに動くようになると→
考えられています。
効果があるんですね~。
ちなみに 口を開ける時のポイントは上を向くこと。
こうすることで
より大きく開くようになるんですって。
さあ ここから 更にもう一つ→
あご筋をほぐすための簡単ワザをご紹介。
口を開ける方法と組み合わせても
全部で たったの30秒。
テレビの前の皆さんも
ぜひご一緒に お試し下さ~い!
基本的に全ての患者さんに 割と…
まず あごを…この かむ筋肉っていうのは→
下あごの骨を こう触っていって→
エラの角ありますよね。後ろに角あります。
エラの角… あります あります はい。
ありますね 曲がってる…。
(小見山)曲がってるところ。
(小見山)そこのところをちょっと指で持ったままで→
キュッと食いしばると
クッて膨らむの分かりますか。
分かります。
(小見山)それが かむ筋肉。→
咬筋っていう かむ筋肉です。
そこのところを→
ぐるぐる回しながら
1・2・3・4・5・6・7・8→
それが一つですね。
もう一つは こめかみのとこに→
こっちの筋肉
側頭筋といいますけども→
こめかみのとこに筋肉があります。
ここのところ→
生え際のところですね 横のところ
生え際のところを押して→
そこをまた
ぐるぐる回しながら…。
ここも なんか食いしばったら
クッと動くとこですか?
(小見山)ギュッと食いしばってみると
ピクッピクッと動くの分かりますか。→
そこを また
1・2・3・4… って回しながら→
5・6・7… って。
ここ 気持ちいいはずです。
気持ちいいですね。
(森)気持ちいい。
(小見山)じんわりきますよね。
そういった形でマッサージをします。→
それで まず整えて…