2019/07/25(木) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[字]


公正取引委員会の有識者会議が
去年2月に出した
報告書を引用する形で行われた。
該当する内容が、こちら。
役務提供者は芸人たちに置き換えて見てもらいたい。
≫以下の行為を詳しく見ると…。
≫などと書かれている。
分かりやすくいうと
事務所側が強い立場を乱用して
芸人などを低いギャランティーで



働かせることなど
不当な契約を結ぶことは
独占禁止法違反の
恐れがあるというのだ。
山田事務総長は
契約書がないだけで
直ちに問題になるわけではないとしたうえで…。
≫と述べた。報告書でも…。
≫若手芸人に聞くと…。
≫今日、吉本興業は
経営アドバイザリー委員会の
設置を決定したと発表。
委員会にタレントとの契約の在り方などについても
意見を求める予定だという。
渡辺≫大衆芸能史を研究していらっしゃいます
江戸川大学の西条昇教授を
お迎えして
お話を伺ってるんですが
西条さん、今まで契約書を作ってこなかった
背景というのは、どういうことが
あったんでしょうか。
西条≫吉本さんが
お笑いの学校を作るまでは
師匠に弟子入りしないと
芸人になれなかった。
落語家さんは
今でもそうなんですけどね。
漫才やなんかはそうだった。
でも、学校を作ったことで
師匠の門をたたくということから

会社の門をたたくいわば会社に
入門するみたいなふうに
構図が変わりましたよね。
師匠に弟子入りするときに
給料いくらですか?とか
聞いたら、もう
弟子入りさせてもらえない。
そんなのはないですよね。
じゃあ、月にいくら小遣いをあげるかとかも
師匠の判断に
ゆだねられるわけですよね。
だから、それが
構図が変わったんだけども
会社のほうが
力をやっぱり持っていて
という部分が
変わらない部分引き継いだ部分
パワーバランスといいますか
上下関係といいますか。そこから
頑張らなきゃということで
出てくる芸人さんたちを
期待しているという部分も
あるのかもしれませんけども。
渡辺≫この体質が
会社にもまだ色濃く
残っているということですね。
西条≫それが1つの慣習というか
吉本さんの伝統として
あったような気もしますね。
渡辺≫今

VTRにもありましたが
これが一番新しいニュースです。
吉本興業は
経営アドバイザリー委員会
というのを
立ち上げるということで
今、ここにありますがタレントとの契約の在り方
マネジメント体制。
それからもう1つ上にある反社会的勢力排除のための
より盤石な体制をどう作るか
こういったものを話し合いを始めると。
来週をめどとして
第1回委員会を
開催したいと
考えているというのが
会社側から出てきた
一番新しいニュースです。
動きが始まってはいるんですが
それと所属してらっしゃる有名タレントの皆さんと
経営陣とのこの問題。
この2つが同時にこれから
動いていこうと
しているようです。
西条先生
ありがとうございました。
林≫国会のバリアフリー化に向け
協議が始まりました。
国会では今日
与野党の議員が協議し
参議院選挙で