≫菅原さんは、何かトラブルを抱えていたのだろうか？
桝田≫現場となった
こちらの家は
およそ４０年前に
菅原さんが建てたもので
母親と一緒に
暮らしていたということです。
その後、母親が亡くなってからは
長年、１人暮らしでした。
≫近所によると、菅原さんは
以前、ＮＴＴの前身である電電公社で
交換手として働いていたという。
≫仕事ひと筋だったという菅原さんは
生涯独身で、３０年ほど前まで
母と２人で暮らしていた。
そんな菅原さんの
唯一の趣味だったのが
社交ダンス。
自宅のリビングには
水色のドレス姿の写真が
飾られていた。
これは、３１年前に撮影された
ダンスパーティーの映像。
手前の、白いドレスを着て
踊っているのが菅原さん。
当時
ダンスを教えていた女性は…。
≫このとき、踊っていた相手が
遺体の第１発見者である
９０代の友人男性だった。
３０年ほど前からダンスパートナーだった男性は
たびたび、菅原さん宅を訪れ
庭木や家庭菜園の手入れもしていたという。
≫その友人男性なら
何か事情を知っているはず。
我々は、男性が暮らす茨城県へ。
≫しかし、男性の口は重かった。
≫警察から口止めされているうえ
周囲から疑いの目を向けられ精神的に、まいっているという。
≫そして、一緒に暮らす
家族との関係にも影響が。
≫弱音を吐く男性に
飛松氏は…。
≫自分の身を案じてくれる
飛松氏の言葉に心が動いたのか
男性は、事件解決のためにと
ようやく重い口を開いた。
≫遺体発見前日の夕方
電話で話したときも
特に変わった様子は
なかったという。
≫犯人に
全く心当たりはないという。
そして、いまだ事件が
解決していないことに
男性は憤っていた。
≫犯人は何者なのか？
取材を続けると
新たな目撃情報が。
事件の１０日ほど前。
菅原さんの家へ向かう不審な人物を
近所の男性が目撃していた。
≫近所の男性によると捜査員が調べていた空き地に
白い乗用車が止まり
降りてきた若い男女が
菅原さんの家へ向かうのを
見たという。
その空き地は、菅原さんの親族が
所有しているもので
車を止めるのは
親戚や友人男性など
事情を知っている
顔見知りだけだったという。
≫近所の男性が
事件直前に初めて見たという
若い男女は、一体？
心当たりはないか友人男性に尋ねると…。
≫菅原さんからも
聞いたことはないという。
果たして、事件との関連は？
現場をつぶさに見た飛松氏は現在の捜査状況について…。
≫発生から１か月あまり。
事件は、今も未解決のまま。
４０年来の付き合いという
近所の女性は…。
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渡辺≫７月１日の
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≫わずか１か月前。
≫ところが今日あっけない幕切れが
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