うん。 香りがいい。
(笑い声)
ほんとにね…
ここ ここ。
MCが務まらないかもしれませんが。
来た!
辛い!
茶葉に当たらないようにして。
そうなんだ~。
周りから フワッと これぐらい。
香るかな?
いい香り~!
一気に… よろしいでしょうか。
ガーッ。
回ってる!お~!
舞うように!
今まで飲んでたジャスミン茶と全然違います。
上海は 心も体も癒やす
極上ティーの宝庫。
新たなトレンドが次々に生まれている。
日本未上陸の茶葉を求めて旅をするのは→
中国伝統の茶器の町では
世界最大級のナイトマーケットへ。
更に…。
さあ 魅惑のティーワールドを ご一緒に。
見て。
きれいだな~。
バイヤー・藤井さんのこだわりは
産地での直接買い付け。
この日 訪ねたのは…
緑茶の王様 龍井の中でも最上級の茶葉が作られている。
中国人の永遠の憧れ。
すごい!
幽玄な世界を独り占め。
わっ!
怖っ。
わ~ ほんとだ。 もうきれいすぎて…。
やわらかく 最も うまみが詰まった
春先の茶葉だけで作られた最高級の逸品。
人との つながりまでをも深めてくれる
極上の茶葉を求めて…。
お目当ては 西湖の龍井茶に匹敵する
「幻」とも呼ばれる龍井。
いい例え。 福々。
まずは 品質をチェック。
日本では 一般的に茶葉は機械で刈り取る。
しかし この地域では 全てが手摘み。
しかも 「一芯一葉」。
最も若い芽しか摘み取ることが許されていない。
更に 極上の茶葉を生み出す秘密が
こちらの深い霧。すごい。
直射日光を適度に遮ってくれるため
渋みの生成が抑えられ→
収穫した茶葉は
その日のうちに鉄鍋で加熱。
香りや風味を 新鮮なまま閉じ込める。
幻の龍井茶のバイイング。
まずは 価格を大きく左右する香りから。
気になる そのお味は?
う~ん!
実は今 この幻の茶葉を求めて国内外からバイヤーが殺到。
どうする? 藤井さん。
一人でも多くの日本人に本物の中国茶の魅力を知ってほしい。
中国茶のバイヤーになったのは
香港で日本語教師をしていた 24年前。
そんな彼女を癒やしてくれたのが
本場の中国茶だった。
40歳から 中国茶の勉強を
本格的にスタート。
自分を救ってくれた中国茶への
恩返しも込めて→
藤井さんは 今日も
新たな茶葉との出会いを楽しんでいる。
旅の舞台は 再び上海。
かつて イギリスの商社が入っていたという こちらの建物。
ぜいたくなお菓子と共に
優雅なお茶を楽しむ…
一方 上海から西洋へと
広まったのが…
なかでも 多くの西洋人を魅了したのが…
世界三大紅茶の一つにも数えられ→
(笑い声)
極上品には カップの内側に金色の輪が…。
上質な紅茶だけに現れる
まさに 絶品の証し。
何で こんな現象が起こりうるんだろう。
ねえ。 見たことな~い。
ゴールデンチップ!
ゴールデンチップとは 若い芽や葉が発酵して 金色に見える茶葉のこと。
このチップが多いほど
まろやかな味わいになるという。
うわ~。
ん!?
価格に見合う 本物の紅茶を見つけたい。
それでも粘る藤井さん。
うん!
極上の紅茶を買い付けた。
「世界は ほしいモノにあふれてる」。
今 上海では レストラン業界にも新たなティーカルチャーが…。
訪ねたのは