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2019/08/02(金) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[字]


ここ3日間で受診されています。
明らかに波がありますね。

渡辺≫そこで、重症化する前の初期症状について
先生、どんな症状に
気がつくべきなんでしょうか。
関根≫熱中症、日本では
軽症の症状。
中等症の症状、重症の症状
この3段階に分けて診察を行う場合が多いです。
ポイントは、中等症です。
なぜならば、重症の方は見るからに重症。
多分、急いで救急車に病院に
行くんじゃないかと思います。
軽症の症状は
めまい、いわゆるふらついたり
足がつるとか、病気かどうか
分からない症状なんですね。
ただ、中等症。
暑い場所にいて頭痛が起きたり
理由がなく嘔吐してしまう。


病院を受診する必要があるので熱中症の注意すべき症状は
こういったものだと。
渡辺≫特に頭が痛くなった吐き気がする
ちょっとぐったりする
ここが1つのポイントなわけですね。
林≫こうした症状のときって
なかなか小さいお子さんですと
自分で訴えられない
ということがあると思いますが
周りの大人は
どう気づけばいいんですか。
関根≫普段と違うのがポイントで
子どもの場合は
おっしゃるとおり訴えられない。
ただ、普段は昼寝しない子が
今日、とても昼寝をしているとか
楽しいビデオを見てるのに寝ちゃったり
大好きなアイスを食べない。
こういった普段との変化で気づくことが多いです。
渡辺≫いわゆる、昼寝の時間が
増えたら
要注意とあるんですが
どういう意味ですか?
関根≫大人でいうとぐったりする
しんどいと訴えるところを
子ども、訴えられないので
普段、寝ないのに眠りたがるとか
横になって休みたがるというと
熱中症の初期症状の
可能性があります。

渡辺≫熱中症には2つのタイプがあるそうですね。
関根≫いわゆる
熱中症のイメージというと
スポーツ選手が
暑い炎天下の中で練習をしていたとか
工事現場で暑い中
水分をとらずに仕事をしていた。
こういった場合が
典型的なイメージですが
それ以外に2つ
気をつけるものがあって
これがじわじわ型の熱中症と
時間差熱中症。
渡辺≫じわじわ型から
説明していただけますか。
関根≫じわじわ型
これは高齢者に多い。
すなわち、日本で
とても多くなっているものです。
先ほど言った、炎天下で
暑い環境で運動をしていて起こる
数時間で起こっちゃうものと違い
数日かけて
症状が起こってきます。
高齢の方がクーラーが嫌いといった環境で
風のない室内で
日々、生活をしていて
夏バテかな?
風邪のひき始めかな
しんどいなと思っているのを

放っておくと
じわりじわりと弱って
動けなくなってしまう。
これが多いような気がします。
渡辺≫特に高齢の方はクーラーや扇風機もそうですが
風に当たっているのが
いやという方が
いらっしゃるんですよね。
関根≫そして、症状がゆっくり進むので
ご本人も病気なのかどうか
分からないうちに
力が入らなくて
動けなくなってしまう
ということが
多いような気がします。
渡辺≫そして、もう1つが
時間差熱中症というのがあるんだそうですが
これは涼しい部屋にいた場合でも
体調不良を訴えて
救急搬送されたら

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