2019/08/03(土) 16:30〜17:55 スーパーJチャンネル[字]
刺さるということを
聞いたことがありますね。
山口≫それはつまり山本さんご自身の世代でも
あるんですね?
山本≫そうですね。私も44歳なので。
だから、国の誤った
経済政策の連続によって
今も不安定な働き方を
多くの方々がされている世代だと思うんですが
そういう方々に対してしっかりと
底上げをすべきだと奨学金などもチャラとして
金融商品化
されちゃいましたから。
小泉時代に。
そう考えたときには
当然、国家賠償として
この利息で
年間350億ぐらいを
金融機関にもうけさせるという
システム自体を
やめるべきだという話というのは
ぜひやっていただきたいという
声を聞きます。
上山≫私も実際に
街頭記者会見を取材していて
確かに中高年の方は
熱心に聞き入っているんですが
一方でというところで
意外とスマートフォン、ネットを
使っている若い世代が
あんまり目立たないような
印象を受けたんですね。
実際に投票した人を見てみても10代、20代は
まだそれほど
支持が伸びていないのかなとも
思ったりもして
この辺り
山本さんがおっしゃるように
天下を取るということになればもっと支持を
爆発的に増やさなきゃ
いけないという中で
こういう若い世代を含めて
どう支持を
新しい支持を開拓していくのか
どう考えていらっしゃいますか?
山本≫なるほど。
ありがとうございます。
10代
若い世代になればなるほど
政治と縁遠くなってしまう
というのは
すべての陣営にとっても
同じだと思います。
私は、それでも大丈夫だと
思っています。
なぜならば
先ほどロストジェネレーションの
話もしましたが
これ、日銀の調べです。1人暮らしの貯蓄ゼロ割合。
20代で61%貯蓄ゼロ。
30代以降も4割を超えているんですね。
こういう状況の中で
何が問題になるかといったら2つあるんです。
1人生きるだけで
精いっぱいという世代ですから
当然、少子化は
加速するしかありません。
もう1つは
若年から中年にかけて
この人たちも高齢化する中で
誰が生活を見るのかと。一発逆転できる人なんて
何パーセントですか
ということです。
そう考えると
今の状態であるならば
野垂れ死に以外は
想像がつかない。
だからこそ、
国が投資をしていく必要があると
そう訴えているんです。
その訴えはこの国の貧困問題とも
つながっていくと思うんですが
これは若い世代だけでなく全世代、横断的に
抱えている問題だと思います。
この世代を掘り起こすために何が必要かではなく
すべての世代が
抱えている問題に
アプローチするのが
一番いいのではと思います。
山口≫確かに生活が苦しいとか
生きづらいとか色んな苦しさって
あると思うんですよ。
例えばこの番組でもやったんですが
ひきこもりの問題。
かつて、ひきこもりだった方が年を重ねて
今40代になる、50代になる
それが続いていくわけですよね。
そういう辺りを
変えていかなくてはいけない
という思いを