掛け布団を広げて
男の子をキャッチしていました。
矢島≫近隣住民の冷静な判断のおかげで
幸い、怪我もなく
無事救助された3歳の男の子。
矢島≫元麻布消防署長の
坂口隆夫さんは
住民たちが手に取った
掛け布団の使い方を
称賛しました。
矢島≫ということで今回のケース近隣住民たちは
どれだけの重さを
支えたんでしょうか。
東海大学の福田絋大准教授に
計算してもらいました。
3歳の男の子の平均体重は
およそ14kg。
男の子がしがみついていたのは
団地の6階部分で
高さ15mほどとみられます。
時速60km。
つまり、秒速にして
16.7m近くに達します。
これに体重の14kgを掛けた
数値が
男の子が掛け布団に落ちた瞬間の
運動量です。
更に、ここから掛け布団で
吸収した衝撃分を差し引くと
計算上では
およそ300kg。
横綱・白鵬2人分の重さが
瞬間的に掛け布団に
かかったことになるそうです。
矢島≫ちなみに坂口さんによると
近年、日本の消防署では
1分30秒ほどで
組み立てられる
自立型のマットも装備。
地上からおよそ15mの高さにも
十分対応できるということです。
以上、ランキングを
お伝えしました。
上山≫特集です。
今年はもうウナギを
召し上がりましたか?
おいしいかば焼きなんですが値段も気になりますよね。
山口≫そのウナギを
少しでも安くおいしく
出荷するために
24時間ともに過ごして
大切に育てる
うなぎ師という巧を
取材しました。
≫夏の暑さを乗り切るために食べたくなるものといえば
やっぱりウナギ。
そのウナギの味を求めて連日にぎわっているのが
こちらのウナギ専門の観光施設。
皆さん、頬張ってますね。
人気ナンバーワンは、もちろん
ふっくらやわらかな仕上がりのうな重。
そして、スパイシーさと
かば焼きの甘さが絶妙なバランスの
日本最大規模の養殖場。
その広さ、東京ドーム3個分。
その数、450万匹。
それを育てているのがこの方たち。
≫ウナギの養殖から
かば焼きの加工までを一貫して行う
ここ、山田水産の皆さん。
朝は従業員総出でかば焼への熱い思いを
熱唱します。
≫そんな皆さんの背中に書かれた文字、うなぎ師とは
仕事にかける誇りなんです。
≫そう熱く語るのが日本最大規模の生産量の養殖場を
22年前にゼロから作り上げた
うなぎ師のリーダー
加藤尚武さん。
加藤さんたちうなぎ師は難しいといわれていた
抗生物質などを使わない
無投薬によるウナギの養殖に
日本で初めて成功しました。
そして今、注目されているのはこちらのウナギです。
≫先日、水産庁は
人工ふ化ウナギの養殖に成功したと発表しましたが
その国家的プロジェクトの
最終工程を任されたのです。
そんな世界に誇る技術を持つ
うなぎ師の1日は
毎朝4時過ぎに始まります。
≫午前5時、1日で一番重要な作業のスタート。
211ある養殖池にいる
ウナギに
およそ1時間かけて
餌やりです。
1つの池には3万匹がいます。
一見、無造作に餌を投げ入れているように見えますが
ただ与えているのでは
ありません。
≫そこで餌をよく食べるウナギと