食べないウナギを分けて
調整しているのです。
餌やりを終えるとうなぎ師たちは
出荷作業に入ります。
大きさごとにウナギを選別するのですが
ここでも、うなぎ師の技が
光ります。
≫こうして選別されたウナギは
養殖場と同じ敷地内にある加工場へ運ばれます。
全長70mのこのラインで
かば焼きに加工されるのです。
100度の蒸気で蒸し上げたあと
焼きへ。
表面はカリッ
中はふんわり仕上げるために
下からは
じっくりと炭火焼きで
バランスよく使い分けます。
合計4回のたれ付けと焼きを交互に繰り返し
焼き上がるのは背中を割いてから
およそ1時間半後です。
1日3万枚のかば焼きを
生産しています。
加工場がフル稼働する頃
うなぎ師たちは
養殖場の水質検査に
夕方の餌やりにと
ウナギに
1日中付きっ切りです。
≫午後5時、ようやく
この日の仕事を終えた加藤さん。
向かった自宅は
なんと会社の敷地内に。
それも養殖池が並ぶ
すぐ目の前にありました。
夕食にも
もちろんウナギ料理が並びます。
この日は、かば焼きと肝焼きが。
≫味をチェックするのもうなぎ師の務め。
ウナギと寝食を共にする夫を
妻・真由美さんはどう感じているのでしょう。
≫千葉県出身の加藤さんは
26歳で九州の山田水産に入社。
当時、立ち上がったばかりの
養殖ウナギ部門を任されました。
≫ほかの養殖場で修業するなど
ゼロからウナギを勉強し
日本最大級の養殖場を
作り上げたのです。
午後8時。
食事を終えて一服する加藤さん。
そこに…。
突然の警報が。
その扉の先は…。
≫画面には異常が起きた場所を示す
≫警報を聞き、現場に向かう
うなぎ師のリーダー、加藤さん。
一体、何が起こったのか?
≫どうやら水をかき混ぜる水車が
止まってしまっていたようです。
≫すぐに加藤さんは修理を開始。
そして5分後には原状回復。
こうした対応ができるのも目の前で暮らしているからこそ。
≫すべては、おいしいかば焼きを
食べてもらうため。
うなぎ師たちの熱い24時間は
今日も続きます。
上山≫参議院選挙の不在者投票で
勝手に候補者の名前を記入していたということです。
公職選挙法違反の疑いで
逮捕されたのは
鹿児島県の奄美大島にある
特別養護老人ホーム虹の園の施設長
中田みどり容疑者と
職員ら4人です。
先月中旬、施設内で行われた
参院選の不在者投票で
意思表示ができない
高齢の入所者の投票用紙に
候補者の名前を記入し
投票を偽造した疑いが持たれています。
警察は今日
施設などを捜索していて
今後、本格的に調べる方針です。
アメリカ・コロラド州で
牛の群れを行進させる
イベントの最中
周囲の人々から悲鳴が上がる中
牛は建物の中に入っていきます。
近くにいた女性らが扉を閉めて
牛を閉じ込めようとしますが
そこに現れたのが
待ち伏せて牛が出てきたところを
カウボーイならではの技
投げ縄を首に巻きつけ
見事に捕らえます。
その鮮やかな技に周囲からは歓声も。
捕らえられた牛は
群れに戻されたということです。
上山≫強盗事件として