通常どおり運転する予定ですが
台風の進路によっては
一部の区間で見合わせや遅れが
出る可能性があるということです。
一方、きょうの国内の空の便は
九州各地を発着する便を中心に
137便の欠航が
すでに決まっています。
航空各社は
ホームページなどで最新の
運航情報を確認するよう
呼びかけています。
それでは、台風の進路や今後の風や雨の見通しについて
気象予報士の吉竹さんです。
強い台風8号は、まもなく宮崎県に上陸し、それ後、九州を北上
する見込みです。
では最新の台風の状況です。
現在、台風8号は宮崎市のすぐ東
の海上にあり、まもなく
宮崎県に上陸
する見込みです。
すでに台風の暴風域に入っている
地域、宮崎県のほぼ全域、
鹿児島県の大隅地方の一部、
熊本県、大分県の一部が台風の
暴風域に入りつつあります。
このあとの進路ですけれども
宮崎県に上陸したあと、
北西へ進み午前9時は
ちょうど熊本市の周辺です。
その後、長崎県南部から
佐賀県を通過し
午後3時の位置が長崎県の
壱岐付近
そして夜9時には対馬の北の海上
に達する見込みです。
今回の台風8号の特徴です。
海面水温が高いため、発達の
最盛期でまもなく九州に上陸する
見込みです。
周辺には発達した雨雲を
伴っています。
台風の接近に伴って急速に風と雨
が強まる見込みです。
これまでの最大瞬間風速です。
長崎県雲仙岳で32.1メートル、
宮崎空港で29.8メートルの非常に強い風を観測しております。
ではこのあとの
最接近の時間帯です。
星のマークが最接近の時間帯
宮崎は、まもなくです。
そして鹿児島、大分は朝、
熊本は午前9時前後、
そして長崎、佐賀は昼前後、
福岡は昼過ぎの予想です。
また瞬間風速は宮崎の陸上で
45メートル、海上では50メートルそのほかの九州では
30メートルから35メートルの
最大瞬間風速、
非常に強い風が吹くおそれが
あります。
では雨雲の状況気象レーダーです。
すでに台風本体の雨雲の一部が
宮崎県にかかり始めております。
いわゆる目の壁雲がかかり始めております。
こういった目の壁雲の下では
1時間に80ミリ前後の猛烈な
雨の降るおそれがあります。
このあとの1時間の雨の予想です。
現在の雨雲の1時間の雨量です。
午前4時まで
宮崎県の美郷町南郷で
32.5ミリの激しい雨、
延岡市の北方28ミリ
諸塚村で24.5ミリの強い雨が
降っています。このあと宮崎県
さらに雨足が強まる見込みです。
では今後の雨の予想です。
まず1時間の雨量です。
台風本体の雨雲が通過する宮崎県
鹿児島県の一部、それから
長崎県の一部
で80ミリ、
また熊本県、大分県の1時間の
雨量、多いところで70ミリ、
佐賀県は60ミリ、
福岡県は40ミリです。
さらに24時間の雨量の予想。
宮崎、大分の多いところで300ミリ、
鹿児島、熊本、長崎の
多いところで250ミリ、
佐賀県は200ミリ、
福岡県の多いところでは
150ミリです。
九州はきょう1日、暴風それから
大雨こういった災害の起こる
おそれがありますので厳重な警戒が必要です。
以上、気象の情報でした。
ここまで福岡のスタジオから
お伝えしました。