男の子のバイクは前輪のブレーキがついていた。
男の子は顔などを骨折したが
会話はできるという。
警察は事故の原因を調べている。
渡辺≫車載カメラが一部始終を捉えていました。
高速道路であおられたという
男性は
無理やり車を止めさせられ
顔を何発も殴られました。
≫視聴者が投稿した
高速道路上のトラブル。
前の車から降りてきた男性が
窓越しに運転手の男性を殴りつける。
殴られた痛みに
顔を押さえる男性だが
前の車の男性による殴打は
更に続き
2発目で流血
計5発も殴る様子が
映っていた。
殴られた男性によるとこの前、前の車による
あおり運転があったという。
茨城県常磐自動車道。
おととい、勤務先に向かう男性を
追い抜いていった
ドイツ製の白いSUV。
およそ1分後再び現れたSUVは
道を譲るのかと思いきや
衝突寸前のタイミングで
割り込もうとする。
このあと、SUVの運転はエスカレート。
前に割り込み
ハザードランプを点滅させる。
よけようと車線変更すると
前で蛇行運転。
斜めに止まり車線を塞ぐ。
SUVには窓から身を乗り出す人影が。
殴られた男性によると
こう叫んでいたという。
≫その後も、進路を塞ぐような
動きを見せたSUV。
しばらくして降りてきたのは
携帯電話を構えた女性と
青っぽいジャケットに
白のパンツ姿の男性。
窓から手を突っ込み運転手の
男性を引きずり出そうとする。
抵抗するものの
上に引っ張られた拍子に
車が少し前に出てしまう。
その直後、SUVの男性が運転手の男性の顔を
殴り始める。
そのときの恐怖を男性は…。
渡辺≫この一連の出来事
もう一度、見てみます。
提供された映像には
音声は入っていませんでしたが
映像から指摘できる法令違反が
疑われる行為について藤田香織弁護士に聞いています。
まず行く手を塞ぐ運転について。
ほかの車の走行を妨害する
進路変更の禁止にあたると
指摘します。
この行為にも問題があります。
高速道路の車線上に車を止め
その後、降り立つ行為も
退避義務違反にあたる可能性があるといいます。
こうしたあおり運転を受けた場合
どう対処すればいいんでしょうか。
JAFによりますと
まず、あおり運転を受けても
車線上に車を止めないこと。
この映像からはパーキングエリアが
すぐ近くにあることが
分かりますが
高速道路では
こうした休憩施設に
避難してください。
また、一般道の場合はできるだけ、人目の多い
駐車場などに停車するように
してほしいということです。
そして、今回のように暴力を
振るわれることがあります。
ですから、窓やドアは
決して開けてはいけないと
JAFは呼びかけています。
携帯電話などから
110番通報し
警察官が到着するまで
車内で身の安全を
確保してください。
このケースでは
車載カメラがついていたんですが
携帯電話などで撮影することも
有効です。
相手が現場から逃げても
記録された映像などが
捜査に役立つことがあります。
認識できる、この映像を警察に提出したということです。
あおり運転をめぐっては