2019/08/14(水) 16:20〜16:25 ニュース・気象情報[字]


土砂災害や低い土地の浸水などに
警戒が必要です。

今日の舞台は南極。
雪と氷に覆われた真っ白な世界が
どこまでも広がります。
地球で最も寒い場所です。
いや~ ホント寒そうですなあ。でしょう? ヒゲじい。
今回 ダーウィン取材班は 特別に
日本の南極観測隊の調査に→
同行させてもらったんです。
へ~! 何だかすごそうですな。
でも 南極観測って
一体 何をやってるの?
はい。 気象や地質など
いろんな観測があるんですが→
取材班が密着したのは
南極の生きものたちの調査。
お~ ハハハ!
ペンギンさん かわいいですな。
ペンギンの背中にカメラをつけて


行動を詳しく調べた結果→
南極の海に
ある異変が起きていたことが→
さらに
1年に数か月だけ南極に現れる…
世界で南極でしか見られない
とっても不思議な光景に遭遇しました。
うん? 何ですか これは?
これ 生命の進化の秘密をひもとくとても珍しい生きものなんですよ。
えっ これが生きものなの?
失礼だなぁ 僕も生きものだぞ!ギザ カナシス~。
うわ! どっから出てきたの?
ど どちらさま?
この方も
後ほど きちんとご紹介します。
今日は氷の世界を大冒険。
生きものたちの調査から知られざる南極の姿が明らかになります!
♪♪~
南極観測隊に同行するため取材班が最初に訪れたのは→
海上自衛隊の船 しらせに
乗って 南極を目指すんです。
観測隊には 研究者のほか
隊員の生活をサポートするため→
建築や通信などの専門家もいます。
12月 いよいよ出航です。
隊員の中には
1年間 南極で過ごす人もいます。
長い旅の始まりです。
今回で59回目となる南極地域観測。
オーストラリアを出た しらせは

およそ3週間の航海を経て→
南極にある日本の観測基地
昭和基地を目指します。
まず一行を待ち受けていたのは
荒れ狂う海。
うわ~ すごい波!
南極の周辺では一年中 強い風が吹いているため→
こんな荒れた海になるんです。
嵐を抜けると巨大な生きものに出会いました。
ザトウクジラです。
大きいもので10mを超えます。
こちらはシャチ。
南極周辺の海には こうした大きな生きものたちの食べ物となる→
魚やオキアミが豊富なんです。
出航して2週間。遠くに見えているのは氷山です。
南極でできた氷が
海へ流れ出たものなんです。
近寄ると すごい迫力!
海面からの高さはおよそ40mもあります。
そして しらせは 分厚い氷が海面を覆う
海氷エリアに突入しました。
氷の厚さは 1.5mもありますが→
しらせは 豪快に割りながら進んでいきます。
氷の中を進むこと1週間。
ついに 日本の南極観測拠点昭和基地に到着しました。
茶色い部分は岩肌。
氷がとけて地面がむき出しになっているんです。
氷の厚さは 最大で
なんと4,000m。
取材班が訪れた12月は 真夏。

ほら 太陽が沈まないでしょ?
24時間 日ざしがあるため 場所によっては
雪や氷がとけて→
岩肌がむき出しになる所もあるんです。
夏は気候が安定しているためさまざまな観測に最適なんだそうです。
短い南極の夏。
到着すると すぐに調査が始まります。
ペンギン研究のリーダー
国立極地研究所の→
國分亙彦博士です。
國分さんは 10年以上にわたり→
南極周辺に暮らす
ペンギンの生態を調べています。
たくさんいますね~!
訪れた海岸には およそ500羽のアデリーペンギンが暮らしています。
全長は およそ60cm。
世界で 南極大陸とその周辺でしか見られないペンギンです。
これ アイリングといって
アデリーペンギンの特徴なんです。
おや? こちらのペンギンは