2019/08/15(木) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[字]
報告されています。
また、三重県紀宝町の
一部の地域には避難指示も出されています。
三重県南部で雨風ともに
時間を追うごとに
非常に強くなっています。
明るいうちに
十分に安全に配慮したうえで
動くことが大切となりそうです。
渡辺≫気象予報士の
今村さんです。
台風は
広島県呉市付近に上陸して
北上しているようですね。
今村≫今も広島県内を北上しているという状況です。
それに伴って西日本中心に
まだ広く大雨が続いています。
午後5時現在で広島県の
三次付近にあると思われまして
速度は時速25キロと
まだ、あまり速度は上がっていない状況です。
赤い暴風域はなくなったんですが
まだ強風域が広いんですね。
東日本までかかってきている
という状況です。
渡辺≫台風としての形は
崩れてきますよね。
今村≫だいぶピークから
過ぎてきていますので
構造としては
崩れ始めてきています。
今回の台風の特徴として
中心よりも東側結構離れたところのほうが
雨や風が強いということが
挙げられるんです。
実際のレーダーを重ねてみますと
やっぱり黄色や赤の
活発な雨雲が見られるのが
中心よりも東側。
特に紀伊半島方面では
ひっきりなしに激しい雨が降り続けている状況です。
300kmほど離れた
紀伊半島で
今、一番雨が強い状況です。
これがまだこのあとも続きそうです。
今後の予想進路を見ると
今夜、7時8時ごろには日本海上に
抜けて北上して
そして土曜日にかけては
今度は北海道に
近づいてきますので
こちらで今度は大荒れという形に
なってきそうですね。
この台風が今までに降らせた
雨の量なんですが
やはり、かなりの量に
なってきています。
特に棒が一気に
伸びてきているのが
紀伊半島から四国方面で
奈良県内や高知県内なども
700ミリ近くに達していまして
渡辺≫今の雲の形を見ると
右下のほうに
大きな雲の塊がありますね。
今村≫あれが通り過ぎるまで
降り続くということが
起こるんですね。
そこに、これから今出ている数字の分
これだけ降るという
予想になっているんですよ。
これからの量です。
近畿方面で300ミリ以上ですし
四国でも200ミリが
予想されていますので
やっぱり、トータルにすると
1000ミリ近くになる
恐れがあるんですね。
土砂災害警戒情報も各地域で出ていますので
これから絶対に近づかないように
していただきたいと思います。
そして、東海から関東・甲信は
明日朝まで激しい雨が続いて
一部猛烈な降り方をする
恐れが出てきています。
渡辺≫繰り返し申し上げますが
台風は違うところにあるからといって
特に関西、東海
そして中部山岳もそうですね。
結構あるんですよね。
いきなり雨が強まるということがあり得ます。
そして、明日の日中になると
今度は北日本が警戒になります。
東北、そして北海道で夕方以降
大雨になってくるんですね。
少ないように
見えるんですけれども
北海道にとっては
記録的な量になる恐れがありますので
こちらも油断はしないで