≫この事件はあおり運転をされた末に
乗っていたタンクローリーまでが
奪われました。
6月20日、午前1時過ぎ

兵庫県佐用町の中国自動車道で
タンクローリーが
前を走る車に車線を塞がれ
停車させられました。
車を運転していた男は
タンクローリーの


窓ガラスを割って
運転手の顔を殴り
次のような暴言を吐きました。
≫その男は
タンクローリーを奪って
走り去りましたが
現場から7km先のトンネル内で
タンクローリーは
発見されました。
殴られた運転手は
全治2週間の軽傷を負いました。
実は、この男
同じ日に大阪府吹田市の路上で
通行人の顔を殴り
怪我をさせたなどとして
すでに傷害の罪などで
大阪地検に
起訴されていました。
警察は岡山県津山市に住んでいた37歳の男が
あおり運転の末に運転手を殴り
タンクローリーを奪ったとして
強盗致傷と器物損壊の疑いで
逮捕状を取りました。
事件発生から2か月
警察は、この男を近く逮捕する方針です。
一体、危険な
あおり運転をしてしまう原因とは
なんなのでしょうか。
渡辺≫ご覧いただきましたように全国で起きています。
なぜ、あおり運転が相次ぐのか。

今日はドライバー心理心理学の面から
この問題を
分析してみようと思います。
スタジオには
明星大学心理学部准教授で
臨床心理士の藤井靖さんに
お越しいただきました。よろしくお願いします。
お話を伺う前にまずこのデータを
見ていただきたいんですが
運転していて
イライラしたことは?と聞かれて
あると答えた方が
9割を超えています。
どんな状況でイライラすることが
多いですかという質問に
前の車の速度が遅いときと
答えた方が
74.7%いらっしゃるんですが
確かに、僕も運転しますけどイライラすることあります。
こういう場合、あります。
確かに。
なぜ、このことが
あおり運転になるのか。