西山≫近所の人によりますと喜本容疑者は
川崎市にあるこちらの実家で

１人暮らしをしていたということですが
３か月ほど前から姿が
見えなくなったということです。
≫実家は食料品を販売する店を
営んでいたそうです。
≫一方で気になる話もあります。
西山≫ごく普通の暮らしぶりだったという
喜本容疑者ですが
近所の人によりますと
曲がったことが
嫌いだったということから
あるトラブルを
起こしていたといいます。
≫では、なぜ
あおり運転をする車に同乗し
≫宮崎容疑者を慕う喜本容疑者。
同じように宮崎容疑者も喜本容疑者に
信頼を寄せていたとみられます。


喜本容疑者の名刺を見ると
宮崎容疑者の会社の
統括マネジャーとなっています。
プライベートだけでなく
ビジネス面でも
支えていたのでしょうか。
≫宮崎容疑者は運転のマナーが悪いことを伝えたかったと
あおられた相手が悪いような
供述をしています。
喜本容疑者もその考えに
賛同したのでしょうか。
警察は喜本容疑者を
傷害幇助容疑などでの
逮捕も視野に
捜査を進めています。
渡辺≫逮捕された２人は
今どんな様子なんでしょうか。
社会部、鈴木さん
取り調べ状況
それから、捜査の最新情報を
お願いしたいんですが。
鈴木≫まず２人の新たな供述が
明らかになってきました。
まず、宮崎容疑者は
それなりの力を入れて
殴ってしまった。
殴ったのはやりすぎて反省していると
運転手の男性を
殴ったことについては
反省の言葉を口にしていることが

分かりました。
また喜本容疑者について
ごはんを買いに行ってくれて
助けてもらったとも
話しています。
一方、喜本容疑者は
指名手配については
ネットニュースを見て知った。
宮崎容疑者が外に出ると捕まってしまうと思い
私が食料を買いに行ったと
話しています。
また警察は先ほど
喜本容疑者が契約していた
東京都内のアパートに
捜索に入りました。
警察は２人はこのアパートに
一緒に住んでいたこともあるとみています。
警察は宮崎容疑者が事件当時に
身に着けていた衣服などを調べ
傷害容疑の裏付けを進める
方針です。
ある捜査関係者は
２人の取り調べを進める中で
時に優しくお金を持っていて
強気で物事を進められる
宮崎容疑者のほうが主導権を
握っていたのではないかと
話していました。
警察は今後、２人の事件後の足取りについて調べる方針です。
渡辺≫取手警察署から

お伝えしました。
なぜ
あおり運転をしてしまうのか。
昨日はドライバーの心理を
検証しましたが
今日は、何が
暴行するまで駆り立てたのか。
犯罪心理の面から
分析してもらいました。
専門家によるとキーワードは
共依存です。菅原さん。
菅原≫犯罪心理学が専門の
東洋大学、桐生正幸教授に
話を伺いました。
桐生教授は宮崎容疑者と喜本容疑者は
悪しき共依存関係にあったと
分析しています。
そもそも、共依存とは
相手の面倒を見ている自分に存在価値を見いだして
安心感・満足感を得ることです。