2019/08/23(金) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[字]


アメリカと覇権争いの真っただ中にある中国は…。
千々岩≫今朝の

中国共産党系の新聞です。
1面にGSOMIAの破棄を
持ってきていまして韓国が日本に
ショックを与えたと
伝えています。
≫と、日米韓のごたごたの行方を
興味を持って眺めている様子です。
韓国国民は
どう思っているのでしょうか。
≫アメリカが厳しい反応を
見せたことについては
どこか
ひとごとのような反応です。
≫出口の見えない関係悪化に
日本国内にも感情的な反応が見られます。
先日、韓国人観光客が減るのを
食い止めようと
空港で歓迎イベントを開いた


北海道庁には…。
≫300件を超える
批判が殺到したといい
困惑気味です。
≫北朝鮮が新しい弾道ミサイルの発射を
繰り返す中、破棄された
日韓のGSOMIA。
そもそも日本の安全保障には
どんな影響があるのでしょうか。
渡辺≫スタジオには
国連安全保障理事会で
委員を務めていらっしゃいました
古川勝久さんに
お越しいただきました。
よろしくお願いします。
古川さんには
3つ伺いたいことがあるんですが
まず第1は、GSOMIAが
破棄されたことによって
日本の安全保障に
どんな影響が出るのかという
点なんですが
現実的には北朝鮮が
ミサイルを発射するような場合に
発射地点とか
角度などの情報が
韓国から日本にもたらされる。
日本は軌道や着弾地点などの
情報を渡すということで
情報を共有していたんですが

これがなくなるという点において
どんな影響が出てくると
お考えでしょうか。
古川≫これまで最近は北朝鮮は
短距離ミサイルのみ
発射していますので
そういう意味では
日本の安全保障に直接的な影響が
生じるということは今のところはないと思います。
ただ、もし
また北朝鮮情勢が悪化して
北朝鮮が中距離ミサイル
あるいは長距離ミサイル
あるいは核実験
こういうのを行うような
局面があればそのときは
迅速な情報共有というのものが
日本にとって重要になりますが
それができないというのは
それなりに
問題にはなると思います。
ただ、日本の安全保障に
深刻な影響が今の時点でいうと
ないと思います。
渡辺≫韓国からもたらされていた情報などは
当然、アメリカも知っている
情報ですよね。
古川≫ですから
日本としてはこれからアメリカと
より緊密に

今もすでに緊密なんですけれども
アメリカ経由で
やらなければいけない。
その分、手間と時間がかかる。
アメリカもそれはやめてほしい。
だから日韓で
直接やってほしかったんですが
それを今回
韓国は断ったということですね。
渡辺≫2つ目ですが
この地図でいいますと
今もお話が出ましたけれども
北朝鮮は約1か月で短距離ミサイルを
6回発射しました。
もう1つ、先月ですが竹島周辺に
ロシア軍機が入ってきて
韓国は竹島は自分のところの領土だと
言っていますから
その領空侵犯ということを考えて
警告射撃をしたりしている。