午後2時過ぎ身柄が中野警察署から
東京警察病院に移されました。
警視庁によると容疑者は今朝9時ごろ
中野署に公衆電話から
連絡してきたといいます。
≫およそ1時間後の
午前10時前に再び電話があり
警察署からおよそ4km離れた
バス停を指定し
迎えに来てほしいと
伝えてきたということです。
山崎≫キム容疑者と捜査員が
待ち合わせをしたのは
こちら
東京・新宿区にあります
下落合三丁目のバス停です。
午前11時ごろ、捜査員がこちらに駆けつけますと
キム容疑者は1人で
立っていたということです。
≫そもそも容疑者は
中野区内の寿司店で
窃盗事件を起こしたとして
逮捕されていました。
その際、転んで
肋骨などを折る怪我をしたため
一度、釈放され
東京警察病院に入院。
同行していた警察官の隙を見て
病院から逃走しバスなどを使って
練馬区や川崎市などへ
移動したことが分かっています。
また名古屋市で
現金数万円が盗まれた
薬局の防犯カメラに
容疑者と似た男が映っていたことも
伝えられました。
自ら警察に電話した容疑者ですが
逃走したことで今後の量刑に
どんな影響があるのでしょうか。
≫身柄確保時の所持金は
1万2000円だったという
キム容疑者。
服装も逃走時と明らかに違うため
どこで金や衣服を
手に入れたかなど
調べを進めています。
林≫年金への不安の声が高まる中
最新の検証結果が
公表されました。
厚生労働省は
今後の見通しを示しましたが
専門家は前提が甘いと
厳しく指摘しています。
≫将来、どのくらいの年金を
もらえるのか。
厚生労働省は今日
将来的な年金の
支給水準の試算を公表しました。
ポイントは夫婦2人の年金額が現役世代の手取り収入額に対して
どの程度かを示す
所得代替率です。
今日発表された
現在の所得代替率は61.7%。
これは現役世代の手取り収入額
35万7000円に対して
夫婦2人の年金額は基礎年金
厚生年金、合わせて22万円。
つまり現役世代の
手取り収入の6割以上の年金を
現在は
受け取ることができます。
≫将来的に
現役世代の人口が減る一方
給付を受ける世代が
増えていくという現実。
厚労省は今後の見通しについて
経済成長と
労働人口の増減から
6つのケースを想定。
いずれのケースも
所得代替率は下がり
うち3つのケースでは
25年以内に
50%にまで下がると
試算しました。
≫ケース5と6の場合
24年後に
所得代替率が50%に到達すると
試算されています。
所得代替率が50%を下回る前に
年金制度の見直しを行う必要があるため
専門家は制度改革の議論が
今後、高まる可能性が
あるとしています。
渡辺≫破棄された日韓の
軍事情報包括保護協定・
GSOMIAをめぐり
韓国の首相は
日本が輸出規制を撤回すれば
破棄した決定を