2019/08/27(火) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[字]
それと、警視庁はこれまで
どんな
捜査をしてきたんでしょうか。
尾崎≫キム容疑者は先ほどまで
逃亡を始めた
警察病院で健康診断が
行われていました。
現在は中野警察署にいます。
病院では再び逃走しないよう
厳重な態勢が敷かれていて
病院内には
緊張感が漂っていた
ということです。
キム容疑者の逃亡についてですが
長期化した背景としては
初動の捜査の不手際が
挙げられます。
逃亡の事実を把握してから
警視庁全体への連絡が
1時間後となるなど対応は
後手後手となっていました。
その影響で緊急配備もできず
バスなどでの逃走を許してしまったということです。
事態を重くみた警視庁は
中野署単独の捜査から
捜査3課などの捜査に切り替えて
30人態勢で
行方を追っていました。
しかし、川崎市内のカプセルホテル以降の
正確な足取りは
分からないままでした。キム容疑者が出頭することで
なんとか逮捕することが
できたというのが実情で
ある捜査幹部は
初動の捜査のつまずきが
後々まで響いたと
話していました。
≫将来、私たちは年金を
ちゃんともらえるのでしょうか。
年金制度の定期健康診断とも
呼ばれる
5年に一度の年金財政検証。
今回の結果はいわゆる老後2000万円不足問題で
退職後の生活の不安が
広がったこともあり
注目されていました。
国会で野党は前回の財政検証の結果が
6月に公表されていたことから
参議院選挙の前に示すよう求めていましたが
厚生労働省は試算が多いとして
今日まで
公表していませんでした。
少子高齢化が進む中で100年安心をうたう
今の年金制度を
保てるのでしょうか。
今回の財政検証から
見えてきたこととは?
渡辺≫注目の年金財政検証を
厚生労働省が公表しました。
これは5年に一度なんですが
年金財政の健康診断ともいえるものです。
特に今回は
老後2000万円問題で
年金への不安が
高まっている中での
公表だったために注目が
非常に高く集まっておりました。
わーっと、いろんなことが
書いてあって
非常に複雑なんですが
社会部の厚生労働省担当
小松隆次郎記者が
これを読み解いてくれます。
極端な少子高齢化社会の中で
私たちの年金が今後どうなるのか。
健康診断の結果はどうなのか
ポイントを教えてもらいたいんですが
お願いできますか。
小松≫私がこの資料を読み解いた結果
ポイントとして浮かんだのが
この2つです。
まず、1つ目なんですが
年金といえば
100年
安心といわれているんですが
実は安心なのは
24年ということです。
もう1つなんですが、ちょっと
分かりにくいかもしれませんが
もっと働く、そして遅くもらおう
ということです。
渡辺≫これがキーワードを
読み解いたポイントですね。
1番のほうから
解説してもらえますか。
小松≫まず
このポイントを読み解くには
所得代替率という数値が
あるんですね。
まず、これを理解することが