ドローンとヘリコプターの
中間ぐらいですね。
≫日本の宅配大手ヤマトホールディングスが
アメリカの
ヘリコプターメーカーと
タッグを組んで開発した
無人の輸送機。そう、空飛ぶトラックです。
≫期待を寄せる
ヤマトホールディングスの社長。
その性能は…。
国吉≫重さ30kgほどの荷物を積んだ新型の無人輸送機が
まもなく離陸します。
やや強い風がありますが
上空に
無人輸送機が上がりました。
徐々に高度を上げていきます。
≫垂直に上昇した空飛ぶトラックは
上空で機体を水平に変え
飛行します。
数百キロの距離を
時速160キロ以上の
スピードで飛び
最大およそ450kgの荷物を運ぶことができるといいます。
≫人手不足や
配送の遅れを解消する
新たな輸送手段として
注目される空飛ぶトラック。
菅原≫特集は前代未聞
爆破で町おこしに挑む
小さな町に密着しました。
燃え盛る炎に吹き上がる白煙。
爆音とどろく体育館。
しかしなぜ爆破?
≫昭和の刑事ドラマなどで
よく見られた
大迫力の爆破シーン。
8月のある日この爆破をテーマとした
重大な会議が行われていた。
≫え?体育館で爆発?
一体どういうこと?
福岡県の中央部に位置する糸田町。
面積は
わずか8平方キロメートル
人口およそ9000人と
小さな町だ。
≫知名度を上げる。
そこで、ド派手な爆破で町おこしをしようと
役場で会議を行っていたのだ。
しかし、なんでまた爆破?
実は、糸田町を含めた
この辺りの筑豊地区は
戦前、日本最大規模の
炭鉱地帯として栄えた場所。
当時は石炭を掘るために
日々、爆破が行われていた。
今でも、その名残となる
炭鉱の跡地が多く残っている。
爆破の町として活気あふれていた
あのころを、もう一度。
冒頭の爆破シーンは、町のPRの
一環で制作した動画だったのだ。
今回は
更に迫力を増す名案があると
町役場の森下さんは言う。
≫40年前に建てられた町民体育館が
老朽化により
年内で取り壊される。
このタイミングを利用して
体育館を使った爆破ロケを考えたのだ。
PRムービーの撮影にあたって
白羽の矢が立ったのは
筑豊地区出身の映像作家
永芳健太さん。
今年1月、糸田町の道の駅に
隣接する広場で行った
爆破イベントでも撮影。
今回の爆破町おこしにも自信満々だ。
≫監督による爆破シーンの
イメージは、こうだ。
逃走する犯人の車を
警察車両が追跡。
すると、もう1人の犯人が
パトカーめがけて
バズーカ砲を3発、発射!
追い込まれた犯人の車は体育館に突入してしまい
大爆発が起きるという
ストーリー。
前代未聞の、爆破を使った
町おこしPRムービーに
町の人も大きな期待を寄せる。
≫果たして成功するのか?
≫かつて、炭鉱の町として
日々、爆破が行われていた
福岡県糸田町。
ド派手な爆破を使った町おこしPRムービーの撮影が
いよいよ始まる。
午前7時今回の爆破で町おこしを企画した
地域振興課の森下さんは
誰よりも早く撮影現場に入り準備をする。
≫しかし、天気は