義足やコルセットの数は…。
めちゃくちゃやん。
もう 足だらけやん。
6月中旬。
何でも その犬は…
さらに そのうちの1本を
失ってしまったというのだ。
それでも…。
一体 どんな犬なのか。
(チャイム)
こんにちは~。どうも。
お邪魔します。
どちらに いらっしゃいますかね。
体を引きずりながら
現れたのは…
でも 胴が長い犬って… ねえ。
(チャン)あっ 本当。
下半身のマヒのせいか
後ろ足で 体を支えることができない。
義肢装具士の
島田さんが話していた以上に→
症状は重いようだ。
(チャン)あら? これ 何でこんなことになってしまったんですか?
(幡山)そしたら もう…
ヘルニアで 両足の感覚がなくなってしまったことに→
ええ…!
失礼ですけども…
じゃあ お一人で
わんちゃんと二人?
そうです そうです そうです。
まあ 離婚してるんであれなんですけど…。
離婚後 1人暮らしを始めた幡山さん。
ペットショップで こつぶと出会ったのはそんなときだった。
足をなくして以来→
こつぶは家で じっとすることが多くなった。
こうしてることが
一番 好きなんじゃないですか。
あと 一緒に寝ること。
あとは 何だろう?
そんな こつぶのため
幡山さんは当初 車いすを購入した。
しかし すぐに使うのはやめたという。
その理由は…。
こつぶ おいで。
開けたら… 開けたら もう すぐ。
(幡山)はい どうぞ。
いつも こういう感じですね。
(チャン)ホンマや!
コタツが大のお気に入りだという こつぶ。
しかし 車いすだと引っ掛かってしまい
中に入れないのだ。
こつぶが
以前のようにコタツに入れるよう→
幡山さんは…
お疲れさまです~!こんにちは。
こんにちは。
こつぶに義足をつける日が来た。
義肢装具士の島田さんが
取り出したのが…。
ちょっと じゃあ はめてみます。
(幡山)はい。
あとで つけ方とか ご説明します。
(チャン)そうか。まずは はまるかどうかですもんね。
太さは ぴったり。
果たして…
なぜか 義足側に倒れてしまう。
腰の神経が おかしいんだもんね。(木村)そうですよね。
ヘルニアの症状が原因で
残された足を突っ張ってしまい→
義足の高さが合わない。
(島田)これで 試しに足してみて…。(幡山)はい。
はい。
何度も微調整をしながらこつぶに合う高さを探る。
(チャン)これ すごい。
今の状態は…?
あの… 立つのはいいです。
おお…!
(チャン)じゃあ また
歩ける希望というのがアップした。
そうですね。
ようやったな! こつぶちゃん。
そもそも ぐっとね
四本足で立ってることが→
かっこよかったっすけどね 僕は。
今後 しばらくは車いすの助けを借りながら→
歩く訓練を行っていく。
そうですよね。ゼロの部分から可能性が もう…。
そうですね。 100まで可能性はあるんで。
(チャン)うん!
あとは 一歩一歩の
積み重ねだと思うんで。
(チャン)良かったね。→
二人三脚で じゃあ頑張っていかないとということですね。→
好きなコタツに行く所も見たいです。
おっ? おっ?
リハビリを初めて2週間。
(幡山)おいで。
義足の左足を→
少しずつ動かせるようになっていた。
再び 歩ける日を夢見て…。