(木村)なるほど なるほど。
(さかなクン)で この氷河時代に
サケちゃんが もう 寒くなって→
しかも 食べ物が
なくなってしまいました。
「これは大変だ… どうする? みんな」。
「う~ん 食べ物がなくなったらこのまんまじゃ生きていけねえぞ!」。
「しょうがない。 だったら 川を下るぞ!
海に行くべ~」と。
(さかなクン)そうなんです。 そうしたら→
この広い海に出るようになったということなんですね。
(さかなクン)そうなんです。
さすが 佳乃様。
サケちゃんも最初はですね
海に出て行くときに→
「ギョエ~! しょっぺえ~!→
これは駄目だ。しょっぱいし 体が縮んでいく」と。→
塩水ですんで。
ですので サケちゃんたちは…。
汽水域で 何か… なじんでたの?
(さかなクン)そうなんです!→
川と海の間の どっちつかずのとこ。
そして 海でも→
ちゃんと 生活できるように
機能を調節して→
海で大回遊をするわけですね。
へえ~!
(さかなクン)
でも ここで考えてみますと…
…思いますよね?
どうして?卵をですね 川で産むわけなんですけど…
え~! 塩が強すぎて?
(さかなクン)はい。
ということで…
面白い。(さかなクン)こういう生態なんですね。
(さかなクン)ああ~!
すギョい! 分かりやすい…。
動物園には パンダ以外にも→
グルメすぎる動物たちが→
たくさん まだまだいるんです。
そこで番組では 動物園の飼育員や専門家の方に話を聞き→
独自の…
…を作ってみました。
では 早速まいりましょう。
動物ランキング 第3位。
へえ~! トクモンキー。
そんなにバナナが好きなの?
インド洋に浮かぶ島国
スリランカ原産の小型のサル→
トクモンキー。
(さかなクン)髪形がかわいい。(木村)本当だ かわいい。
モヒカンみたい。
特徴は ツーブロック風の髪形と→
全身を覆う赤茶けた毛。
好物は バナナをはじめとする果物。
そのトクモンキーのエサが
大変だというのだが…。
(川出)トクモンキーたちに…
何? 大好きなバナナが問題?
大好きであるがゆえに…
集団で行動するトクモンキー。
群れの中には 厳格な上下関係が存在する。
そのため 弱いサルはなかなか 好物のバナナに→
ありつけなかったという。
(川出)そちらが…
さらに…。
(川出)トクモンキーの特徴である…
動物園で与えていたバナナは→
私たちが ふだん食べる人間用。
野生のものに比べ 糖分が多いため→
トクモンキーの体に合わなかったのだ。
そこで 4年前→
動物園では エサをバナナから新しいものに切り替えた。
イモかな? イモも甘い…。
こちらがトクモンキーの現在のエサです。
新鮮なお野菜。
イギリスの動物園からアドバイスを受け→
エサはキャベツやニンジンなど
8種類の野菜をミックスした。 すると…。
(スタッフ)ああ 来た 来た。
トクモンキーたちはエサの奪い合いをやめ→
それぞれが
好きな野菜を食べるようになった。
種類が増えたから。
栄養バランスも改善され 鮮やかな…
続いて 「グルメすぎて
エサが大変な動物ランキング」 第2位。
えっ フラミンゴも?
アフリカから 地中海周辺にかけて生息している…
美しいピンク色の羽を広げ→
群れで飛ぶ姿は まさに壮観。
エサは 湖で発生する
ユーグレナという植物性プランクトン。
(白井)これなんですね。
(取材者)オキアミ?(白井)はい。
オキアミとは
冷たい海に生息する生き物。
一体 なぜ 自然界では食べたこともない
オキアミを与えているのか?
オオフラミンゴが白くなる?