2019/09/05(木) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[字]
菅原さん、現在そちらの現場はどんな様子になっていますか?
菅原≫動きがありました。
つい10分ほど前に
トラックの荷台に
警察や消防が入っていきました。
中にある荷物を
取り出していますので
恐らく、撤去作業を
始めたものと思われます。
すぐ近くには
投光機も用意されましたので
夜の間、時間をかけて
撤去作業を進めていくものと思われます。
ですから
京急線の復旧に関してはまだまだ
時間がかかると思われます。
ただ、事故が発生してから間もなく5時間が経つんですが
ご覧のとおり事故の爪痕は
残ったままになっています。
左のほうにあります
赤い車体が特徴的な
京急の車両ですが
ご覧のとおり
画面左手に大きく傾いて
脱線してしまっています。そして、フロントガラスが
粉々に割れて、ひびが
入ってしまっているんです。
どれだけの衝撃が加わったか
こういったところからも
よく分かるかと思います。
そして、その右側に
押しつぶされるように
トラックがありまして
ただ、こちらも元の形や
大きさが分からないほど潰れてしまっているんですね。
京急の1両目に乗っていた男性に
お話を伺ったんですが
やはりこの電車は
快特ということもありまして
通過駅が非常に多く
事故の時にはスピードがかなり出ていたということなんです。
ガシャン!という衝撃音のあとに
1両目に乗っていた乗客の皆さんは
前に飛ばされてしまった
ということですが
幸いにも1両目には
あまり乗客の方が乗っていなかった
あまり混雑をしていなかった
ということです。
その後、怪我をしていた方も
いらっしゃったんですが
なんとか皆さん自力で
窓から命からがら
逃げだすことができた
ということです。
そして気になる
事故を起こしましたトラックの
事故直前の
動きが少しずつ分かってきました。
線路と並行して走っています
細い路地を画面奥の方向に走っていたというのを
見ていた方が
いらっしゃいました。
その後、今
赤い信号が見えるかと思います。
あちらにある踏切内に進入して
電車と衝突したということです。
渡辺≫菅原さんが
しゃべってくれている、前の道
金網のフェンスの
ようなものがありますが
その細い道を
12トントラックが
通るにしては菅原さん
相当道幅は狭いですよね、そこ。
菅原≫もともとこちらは
一方通行で、画面奥の方向にしか
進めないんですが
車が1台通るのがやっとという
道幅ですよね。しかもこの先
防音壁があります。
そこが左にカーブしているのが
分かりますよね。その先に
右側に踏切がありますので
踏切内に進入するには少し膨らまなくては
うまく右折することが
できないそうなんです。
ですから
車体が大きければ大きいほど
踏切を渡るには非常に難しい
場所だったと思います。
渡辺≫では、このトラックは
今のこの道を進んで
踏切のところで
右折を試みようとするわけですが
その踏切が見通せるところに
柳下圭佑アナウンサーがいます。
柳下さん、そちらから見える景色
トラックの動きなどをフォローしてください。
柳下≫こちら、現場の北側に