2019/11/21(木) 22:30〜23:20 世界はほしいモノにあふれてる「暮らしを豊かにするアンティーク イギリス」[解][字]


少なくなるわけですよね。
カップが小さくなると
今度 つぎ足すといいますか→
入れるタイミングってのが出てくるので

そこでまた新たな会話が生まれる…。
なるほど そういうことだったんですね。
…っていうふうに思ってるんですけども→
時間を楽しむにあたって
モノを大事にしていく。
モノっていうのは いずれ壊れるんだと。


ただ 壊れた時に直せればいいじゃないか。
やっぱり そういうのを…
へえ~!
ですから私も このアンティークの
ビジネスをやるにあたって→
やっぱり イギリス人が大事にしてる
精神性っていうか→
そういったものを大事にしたいなと思って
始めたんですね。
「世界は ほしいモノにあふれてる」。
イギリス アンティークの旅。
樋口さん いつもレンタカーで
イギリス中を巡り→
よいモノを探して回る。
ロンドンから車で およそ2時間。海辺の町…
いいなあ~。
イギリスの若者にも人気のブランドを探しにやって来た。
日本で アンティークに興味がない人にも
魅力を伝えるきっかけにしたい。
ハロー! ジャスティン!
訪ねたのは 親の代から続く老舗のアンティークディーラー。
強いネットワークで集めた
価値の高いモノばかりが倉庫に並ぶ。
おお~。
だけど 樋口さんが探しているアイテムは見当たらない。
現代のインテリアにも合わせやすい
シンプルさとデザインで→
日本でも今 注目されているブランドだ。
なかなか手に入らない特別なモノ。
果たして 本当に入手できるのか。

(樋口)おお~ あるじゃない!
なんと コンテナには
予想をはるかに超える数が!
うわ~ おもしろい!
ふだんは ほとんど見つけられないというレアなアイテム。
「絶対」がないからこそ
買い付けは おもしろい。
スタイリッシュなデザインで
人気の高いモノも。
日本の暮らしにも合う
個性のある一脚だ。
あ~ 足元 素敵!
一度に買い付ける量もバイヤーとしての勝負どころだが。
いきますか!
いった~!
そうでないと…
結局ここでは お目当てのブランドの57点を購入! 買い付けは順調。
仕事の合間の ある日曜日。
樋口さんは 15年来の友人ドミニクさんの自宅を訪ねた。
みんなで囲むランチの下準備。
実は樋口さん家族にもよく作るという料理好き。
日曜日に ローストした肉を家族で楽しむ
イギリスの習慣。
味の決め手は 焼いた時に出る
肉汁を使って作る…
グレイビーソース。
イギリス人が愛してやまないお肉に欠かせないお供だ。
猫! 猫にも下さい。
おいしそう。
ほんとですよね!

おいしいですよ。私もそう思うな。
おいしいモノ全然ないとかって
すごい言うけど。
樋口さん 料理もそこそこに
テーブルを彩る食器に目が行った。
かわいい。
アンティークには 思い出が詰まっている。
それが モノに宿る物語となっていく。
続いて樋口さんが向かったのはイギリス南部の小さな町。
中世に
港町として栄えたライは→
ロンドンから日帰りできる
人気の観光スポット。
実は 「アンティークの町」
としても知られている。
かわいい町並み。
うん。
この町で一番有名なのは
人魚伝説も残る…
ここに あのエリザベス女王も
泊まったというホテルがある。
1156年創業の老舗の宿。
そこに一歩足を踏み入れただけで何百年もの昔にタイムスリップ。
長い時を刻んできたアンティークの数々。
古きよき中世イギリスを体感できる非日常の空間。
樋口さん 買い付けの合間に 大好きな
アンティークに囲まれ ちょっと一息。
この町に来たら
樋口さんが必ず足を運ぶ店がある。
目利きのオーナーが経営する