結論を先送りして
もうちょっと話し合いましょう
ということだと思います。
先送り、留保ですね。
留保して、日本ともうちょっと話し合う時間が
欲しいということだと思います。
渡辺≫これまでずっと話し合いを続けてきて
ギリギリのタイミングで
これを出してきた。
つまり、凍結するというふうに
出してきた
背景には何があるというふうに
お考えでしょうか。
磐村≫2つあると思います。
1つは、やはりアメリカの圧力。
アメリカの圧力を
考えざるを得なかった。
失効させてしまった場合に
アメリカから
どんな措置をとられるか
分からないという恐れが
1つあった。
もう1つは、GSOMIAを失効させることによって
やはり韓国も安全保障上
マイナスになりますので
自分の国の国益を考えた場合に
いったん留保しておこうということだと思います。
渡辺≫この図が分かりやすく
表していると思うんですが
相当アメリカは
破棄しないように韓国に
求めていた経緯がありましたね。
そこを忖度したってことですか。
磐村≫忖度というよりも
やはりアメリカの視線を
無視するわけにはいかなかった
ということだと思います。
渡辺≫ギリギリまで
失効してしまうのではないか
つまり
効力を失うということですから
日米韓の同盟関係が
相当揺らぐのではないかという懸念が
ずっとありましたね。
これは、ここで1つ
クリアされたというふうに
考えていいんでしょうか。
磐村≫とりあえずは
クリアされたと
考えていいと思います。
GSOMIA自体が
日韓の軍事情報保護協定ですが
やはりアメリカとの同盟関係を補完する重要な仕掛けですので
やはりアメリカの意向は
無視できないということだと思います。
渡辺≫ただ、留保といっても
どこかで結論が出ないと
再協議を始めるにしても
リミットみたいなものはきっとあると思うんですが。
磐村≫何か月先かまで
留保するということであれば
例えば3か月だとしたら
年明けに
例の徴用工裁判で
差し押さえられた
日本企業の資産の
売却問題が出てきます。
それから
例えば6か月、半年とすると
今度は韓国は来年4月に
総選挙がありますね。
その総選挙の争点に
なってしまうかもしれない。
どの程度の期間これから
留保するのかというところが
1つポイントだと思います。
渡辺≫どうも動きとしては
6時ごろ韓国側が
記者会見を行うようだと。
そして、日本政府のほうも
経済産業省が
6時前後に
会見を行うのではないかという
情報も入っておりますので
この辺り、後ほどもう一度
磐村さんにも
お話を伺いたいと思います。
とりあえず
ありがとうございました。
後ほどまたお願いします。
紀≫今何が起きているのか今を知るニュースを
まとめてお伝えします。
林美桜≫全国700か所以上で採火した火で
リレーが行われます。
林美桜≫大会組織委員会は今日
東京パラリンピックの
聖火リレーなどの概要を
発表しました。
来年8月13日から
日本全国700か所を超える