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2019/11/24(日) 19:30〜20:00 ダーウィンが来た!「“学校”が決め手!ハイエナ大繁栄の秘密に迫る」[解][字]

今日の主人公はアフリカで最も繁栄している肉食動物。
その動物とは→
俊足のハンター チーターではなく→
ヒョウ… でもなく→
百獣の王 ライオンでもなくて→
こちら ハイエナです。
ハイエナの生息数は47000頭。
ライオンやチーターよりも
はるかに数が多いんです。
ハイエナといえば 獲物を横取りする
悪いイメージがありますが→
それは誤解。
群れの仲間で力を合わせ大きな獲物も倒してしまいます。
狩りの成功率は ライオンよりも
はるかに高いんですよ。
そんなハイエナの大繁栄の秘密は
独特の教育制度。
なんと子どもたちは「学校」で 群れの掟を
徹底的に教え込まれるんです。
学校が決め手!
ハイエナ大繁栄の秘密に迫ります。
♪♪~
ハイエナの暮らしに迫るため取材班が向かったのは→
東アフリカのタンザニア。
その北部に位置するンゴロンゴロ保全地域です。
周囲をぐるりと山で囲まれた
広大な盆地が広がっています。
ンゴロンゴロは その自然の豊かさから
世界遺産に登録されています。
東京23区の半分ほどの面積に


大型の哺乳類だけでも2万5,000頭。
サバンナに暮らす動物の
ほとんどが見られる→
まさに野生の王国なんです。
今回の撮影の強力な助っ人が こちら。
20年以上も ハイエナの生態を
研究し続けています。
早速 ハイエナの姿を探します。
ここには 400頭以上が→
8つの群れに分かれて
暮らしているんだそうです。
この水辺にいるそうなんですが→
あっ いました。
ハイエナです。 今は休憩中。
とってもリラックスしていますね。
体長は1メートルほど。
イヌの仲間だと思っている人も多いかもしれませんが→
マングースなどに近い
動物なんだそうです。
ンゴロンゴロでは なんと 40年も前から
ハイエナの研究が続けられています。
その調査法は とっても独特。
ホーナーさんがハイエナの写真を撮り始めました。
次に取り出したのは たくさんのカード。
ここに暮らすハイエナの いわば戸籍です。
体の模様で
一頭一頭を識別しているんです。
こうした地道な観察から→
ハイエナの驚きの暮らしぶりが次々に明らかになってきました。
人間と同じような結束って


一体 どういうことでしょう?
ハイエナの暮らしを
じっくり観察してみましょう。
朝6時半。
4頭のハイエナに出会いました。
この場所は「フォレスト」という
50頭ほどの群れの縄張り。
ライオンがいても お構いなし。
何やら しきりに地面の匂いを嗅いでいます。
実は ここは
隣の群れの縄張りとの境界線。
侵入者がやって来ていないか
チェックしているんです。
おや?
遠くに逃げていくハイエナがいます。
侵入者です。
フォレスト群れのメンバーが一斉に走り出しました。
大事な縄張りを乗っ取られては大変。
仲間と力を合わせ侵入者は徹底的に追い払います。
縄張りの広さは およそ30平方キロ。
僅か50頭ほどでこの広大な縄張りを守っていくには→
群れの仲間との協力が欠かせないんです。
そんなハイエナの群れの力が最も生かされるのは狩りです。
この群れは 今 獲物探しの真っ最中。
何か見つけたようです。
視線の先には バッファローの群れ。
ハイエナが追跡し始めました。
でも 自分の体重の
10倍以上もある相手を→
どうやって

しとめるつもりなんでしょう。
バッファローの群れの中に入りました。
小さな子どもに狙いをつけたようです。
親子を追い回し
子どもに近づこうとするハイエナ。
しかし 大人たちが立ちふさがります。
その時 仲間が手助けに来ました。
みんなでバッファローの親子を
取り囲みます。
代わる代わる迫って

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