2019/11/24(日) 21:00〜21:50 NHKスペシャル 食の起源 第1集「ご飯〜健康長寿の敵か?味方か?〜」[字]


出ることによって太りにくい体になった。
このことは 

多分 日本人が長寿であることの→
原因の一つだと思いますね。
なるほど。
いや~ 面白いなあ。
さて 実は 今回…
でも 知れるのは うれしいよね。
長瀬は持ってそうやね。
結構 持ってるんじゃないかなと
思うんですけれどもね。
発表しましょう まず国分さんと長瀬さん。
少ないんだ。少ない。 太りやすいじゃん。
5つでした。 国分さん 意外でした?
さあ 続いて松岡さんです。
多い。
おっ 多い。
8。
満タンじゃないですか もう。
8個でした。


いっぱい。
檀さんは
自分では太りやすい体質だなとか→
痩せやすいとか思うことあるんですか?
う~ん。
でも 本当に…
(笑い声)そうそう… そうですね 城島さんの結果。
うそだろ?
3つでした。
ちなみに参考なんですが…
でも 分かるやっぱ そういうところ あるもんね。
これは どうしたらいいですか? 先生。
どうでしょう? 先生。
城島さんの場合は 糖質をとらない
っていうことも 大事なんですけども→
よく かむことが大事なんですよ。
たくさん唾液を出さないと。
たくさん出せば アミラーゼの遺伝子が
少なくても 量的にたくさん出ますので。
よく かんで下さいと。
(笑い声)よくかんで食べましょう。
ご飯を たくさん食べて
遺伝子まで変わった日本人。
でも
変わったのは それだけではないんです。
これは 昭和初期の稲作の風景です。
近代に入り 稲の品種改良や栽培技術の進歩のおかげで→
日本人は ますます たくさん
ご飯を食べる時代に突入します。
糖質を求める脳の欲望も ここに極まれり。

当時 日本人は なんと…
現在の3倍以上も ご飯を食べていました。
食べ盛りだなあ。
その体に 遺伝子だけではない
更なる変化が起きていた可能性が→
見えてきました。
調査が行われているのは 意外な場所。
東南アジアのラオスです。
ジャングルの奥地にかつての日本人のように→
ご飯をもりもり食べている少数民族が
いるというのです。
悪路を進むこと 5時間。
やっと 少数民族の村に到着です。
高床式のおうちなんですね。
弥生時代だね。
食事の時間 運ばれてきたのは…。
うわ~!すごい量のご飯。
蒸した もち米です。
この…
これ 4人分?
うまそう でも 何か菜っぱみたいの。
ご飯ばかり食べているのに なぜか…
彼らの体に 何か秘密があるのか?
謎を解明する調査が始まりました。
村人の皆さんの協力を得て行ったのは…。
そう。 村人たちの便を集めて→
そこに含まれる 彼らの腸内細菌を分析しようというのです。
その結果は驚くべきものでした。
珍しい腸内細菌が非常に多く存在していたのです。
へえ~ なるほど。

それは プリボテラ菌という腸内細菌です。
欧米人などでは
あまり見られない菌ですが→
ラオスの村人たちは
プリボテラ菌が→
全腸内細菌の
2割以上を占めていました。
プリボテラ菌は ご飯などの糖質が大好き。
それを食べて 短鎖脂肪酸という物質を作り出します。
実は
この短鎖脂肪酸に 優れた健康効果が。
脂肪の燃焼を促して
肥満を防いだり→
免疫の働きをよくして→
動脈硬化や糖尿病を予防したりすることが→
最新研究で
明らかになってきています。
ラオスの少数民族と同じくらい
ご飯をたくさん食べていた→
かつての日本人。