2019/11/28(木) 19:30〜19:57 所さん!大変ですよ「1年で売り上げ100倍 大繁盛のワケは?」[字]
裏庭に?
…と 2人が何かを見上げた!
はい 分かりました。
そこには 高さ15mの巨大な鉄塔が!
そう。
今から およそ50年前→
全国で 一大ブームになったアマチュア無線。
(無線の交信)
見ず知らずの遠くの人と交信できる。
その魅力に取りつかれた人は…
…と呼ばれた。
無線 趣味の人ってさ いるんだよね。
これは 交信した相手と交換した記念カード。
どれだけ 遠くの人と交信できたかを→
愛好家たちは競い合った。
ええ~!?
そんな中より遠くに電波を飛ばすため→
高い位置にアンテナを設置できる→
「手づくり鉄塔キット」なるものも登場。
ええ~!?
愛好家たちはこぞって買い求めた。
個人の家に
こんなの建てていいんですか?
男性も その一つを購入。
友人と 1か月かけて自作したのがこの鉄塔だった。
…という話だが→
これが有明さん夫婦と 一体 何の関係が?
解体?
危ない…。
しかし
有明さんは 手ぶらで来たはず。
重機もないのに
どうやって解体するのか?
すると…。
2人が 何やら身にまとって現れた。
奥さんまで あんな格好に…。
これは…?
そう言うと 有明さん→
鉄塔をするする登り始めたではないか。
すご~い。
ええ~! すごくないですか?
ボルトを外し
手で器用に解体していく。
小さくなった部品は→
下にいる妻が滑車とロープを使って 回収する。
…と ここで
ディレクターに ある疑問が。
確かに…
実は ここ周りは 畑で地盤が軟らかいため→
重機が入れないというのだ。
ああ~。
そもそも…
そのため…。
そうなの?
重機を使わず解体できる夫婦のもとには依頼が殺到。
5年間で
全国450本もの鉄塔を解体したという。
ええ~!?
ええ~!?
みるみるうちに鉄塔は解体され→
依頼どおり劣化の激しい先端部分が撤去された。
それにしても 高所に恐れることなく→
あっさりと鉄塔を解体してしまったこの男→
一体 何者なのか?
実は この夫婦→
これまで数々の山を踏破した…
特に 夫の正之さんは→
ヒマラヤの前人未到のルートを→
世界で初めて攻略した達人なのだ。
その技を生かし
日本では鉄塔解体やダムの調査など…。
ダム!
高所作業のプロフェッショナルとして活躍している。
かっこいい!
しかも 夫婦で。
それじゃあ 山本さん…
ありがとうございます。
仕事を終えると
夫婦は また次の町へ。
すごいね。
それにしても一体 なぜ キャラバンしているのか?
実は 有明さん夫妻が暮らすのは
北海道釧路市の山の奥。
わ~お!
鉄塔の解体依頼は全国から寄せられるため→
効率良く 一筆書きで
キャラバンして回ることで→
時間と経費を節約できるのだ。
9月にスタートした今回の旅→
北海道の自宅から
東北 関東 北陸 東海→
そして 九州。
4か月かけて釧路の自宅に帰る予定だ。
ハハハハ…!
仕事を終えても 生活の場所は車の中。
この日は 車中泊用の有料駐車場へ。
この車で ずっとキャラバンしているというのだが…。
いくら 仕事のためとはいえ→
生活の一切が車の中だと息が詰まらないのか?
もっと少ないよね。