「良い意味で とんでもない日本…」。
「SONGS」 唯一無二のオザケンワールドが
さく裂した あの夜から2年。
今夜再び 小沢健二が
ちょっと不思議な30分をお送りする。
今 一番伝えたいことを→
最新曲のパフォーマンスと夢中になっているというTwitterで届ける。
おっ 詠まれるんですね。
カコーン…。
私 皇居ランニングっていうのに
憧れたころがありまして→
ところが 私が 体力ないもんですから
走ってる途中で 疲れちゃうんです。
だから 帰ったんですよ。
ところが 帰りになったら人が いないんですね つまり…。
みんな 俺とすれ違うわけ。
ある時 ちょっと体力がついてきて→
もうちょっと
走れるようになったんです。
皇居を半分ぐらい回った時に
途中から 突然 標語が出てくるんですよ。
その途中の木に 書いてあったのが…
いや これここまで走んないと分かんないから。
(スタッフ)カコーン。
カコーン。
(スタッフ)久しぶりの「SONGS」で
今日 打ち合わせ。はい。
今回は だから 言ってたように
最近 ずっとツイートというか→
ほんとに 最近始めたんですけど
ツイートをしていて→
みんなが 何か いつも見ていて
いつも見ているからこそ→
気がつかないこと みたいなのが
日本について いっぱいあって→
ある意味 何か… 客観的に
しかも 自分が よく知ってて→
言葉も完全に しゃべれるものを
もう一回 見直すっていうのは→
前回の「SONGS」で 申し上げたとおり
ほんとに楽しくて→
ただ前回は アメリカに住みながら
こっちへ来て 見ていたんですけど→
そのあと 日本に長く住むようになって
それで見ると もう更にいろいろ面白くて。
そういうことが 音楽にも
今 ツイートしたり→
インスタグラムする時にも
入ってきてると思ってます。
だったら もう「SONGS」の中でツイートして
それで ここで押すと→
それが ほんとに見てる人の
手元に届くっていうのが→
いいっていう話じゃないですか 今回。
いつも暮らしの中にあってあるから気がつかないけど→
気がついたら 楽しいことに 番組で
ずっと気がつけたらいいかなという。
そういう…。
例えばこの焼き鳥屋さんに入ってきても→
やっぱり すごい いろんなことに
気が付くのですが→
そこで一つ じゃあ
ここで もうツイートをしてみます。
こんなの どうでしょう?
この鳥の違いは すごいです。
こんなに 世界観が違います。
この すっきり そぎ落とすのと→
写実に 丁寧に
全部を はっきり描こうとするという。
鳥とは 何ぞや。
小さい鳥とは どんなことが→
鳥のエッセンスなんだろうっていうのを
描いていく。
その時に やっぱ考えなきゃならない。
考えて考えて 鳥ってどうかなって考えていくのが→
何か すごく日本っぽくていいなと
思うんですよね。
(スタッフ)
それが そのしつこさっていう…。
そう しつこく考える。
バレーボールとかでも 身体能力でバシーンと打つとかじゃなくて→
すごい しつこく拾う。
その頑張っているっていう感じは→
もしかしたら かっこ悪いのかも
しれないんですけど→
僕は そのかっこ悪さも含めて すっげー
最高に深く考えてて 良いと思ってます。
それで だから もう一つ書いたんですよ
それで 調子に乗って…。
(スタッフ)そういうの 発見があるんですね。
そうですね。
何か 国際的な家庭というか
国際的な生活をしてしまうので→
それで ちょっと もう一つ面白いのを
書いたので これ じゃあツイートします。
(スタッフ)掃除しないんですね?
掃除しないんですよ。
働くっていうことの考え方が
アメリカは すごく違って→
なるべく働かないようにする みたいな