2019/12/09(月) 10:30〜12:00 大下容子ワイド!スクランブル 第1部[字]


オーストラリアはここにあります。
小松≫どんどん
増えていきますね。
増田≫オーストラリアの生態系
何が大変かというと
温暖化の影響で絶滅した
最初の哺乳類
ブランブル・ケイ・メロミス。
このようなことが
オーストラリアでは
起きてしまったんですね。
これはサンゴ礁の島にすんでいて
要するに、水面の上昇によって
すんでいる場所が
なくなってしまって
いよいよ
絶滅に追い込まれてしまった
最初の哺乳類になってしまった。

ネズミなんてすごく子孫繁栄の象徴のような
動物なのに、このような状況に
なっているんです。
日本の環境省によりますと
年間にすると
4万種の生き物が
絶滅しているのではないかと
今、言われているんです。
大下≫年間4万種、大変。
増田≫オーストラリアといえば
コアラも森林火災などで
追いやられるというニュースを


皆さんご覧になったと思いますが
森林火災といえば
今年、ニュースの中心になった
ブラジルという
南米の国があります。
今年の1月から8月にかけて
森林火災が急増しました。
今年に入って9万件以上の火災が
発生していまして
去年の同じ時期と比べて
1.7倍も増えている。
しかも、面積にすると
九州に匹敵するぐらいが
燃えてしまっていて
CNNによりますと
6月1か月で、毎分
サッカーコートの1.5倍が
燃えている。
そのぐらいの面積を
どんどん焼失していったという
状況にありました。
大下≫これって
鎮火したんですかね?
その後のニュースが全然
フォローできてないんですが…。
池上≫大統領が
あまり対策を取っていない。
世界からかなり非難を受けて
ようやく軍隊を出動させて消火に当たるということを
やっていますけど

まだまだ燃えているみたいです。
大下≫最近
この週末のニュースで
グーグルとかアップルとか
マイクロソフトの幹部がトランプ大統領に
パリ協定を離脱しないでみたいな
動きが出てきているんですけど
やっぱり経済優先というところは
変わらないのでしょうか?
池上≫そうですね。
トランプ大統領は温暖化なんか
でっち上げだと
温暖化なんかしていないと
言っているんですが
そこには
政治的な色々な思惑も
あるんですよね。
増田≫政治的な思惑も絡んでいる
パリ協定といいますとCOPという言葉は
皆さん聞いたことありますよね。
今も開かれているCOP25。
このCOPって
意味ご存じでしたか?
ご説明します。
まずCOP25の意味です。
COPは
Conference OfThe Parties
締約国会議という意味です。
ここの25という数字は
会議が開かれた

回数を示しています。
じゃあ、締約国というのは
何かというと
条約を締結した国です。
その条約なんですが
国連気候変動枠組条約。
この名前はお聞きになったことがあると思います。
英語にすると
The UNClimate Change
Conference。