思いますね。
大下≫そのトランプ大統領ですが
金委員長は頭がよいですとか
フォローしているようにも
見えるし
でも、追いつめているようにも
見えるコメントですが
その心は何だと思われますか?
辺≫やっぱり、北朝鮮に弱みを握られましたね。
それは
私の2年間の最大の成果は
北朝鮮の核実験を止めた
ICBMを止めたと。
これを1つの成果に
しているんですね。
ところが、北朝鮮は
その見返りを何1つくれていないじゃないかと。
だったら、それをご破算
反故にしてみようかと
北朝鮮に
突きつけられていますので
やっぱり、狙う以上
再選したいので北朝鮮はなんらかの手を
打たないといけない。
国内で色々と問題を
抱えているということで
韓国の文在寅大統領に電話をして
30分間
トランプ大統領のほうから
何かお願いをした
ということですから
それが
どういうふうに表れるのか
注目の的だと思います。
大下≫年末まで3週間あまりで緊張が高まっていますね。
古田≫実はアメリカにおいては
そんなに北朝鮮問題って
報道されていないんですね。
その中で報道されるパターンって2つぐらいあって
1つは、アメリカ本土に
なんらかの影響があるような
動きがあるとき。
もう1つはトランプ大統領が発言したときなんですね。
今回で言えば
トランプ大統領の発言を
踏み出すために
少しずつ、昔の瀬戸際外交が
またよみがえっているなという
印象を受けます。
大下≫北朝鮮からの挑発が
続く中
トランプ大統領の言葉に
変化が出てきています。
≫北朝鮮で非常に重大な実験が
行われた同じ日
アメリカのトランプ大統領は
韓国の文在寅大統領と
北朝鮮への対応を話し合うため
電話会談を行った。
この電話、実は
トランプ大統領からの
要請だったという。
北朝鮮とアメリカの関係は
今、再び
大きな局面を迎えている。
≫米朝関係が緊迫していた
2年前
当時、よく聞いた呼び方だったが
最近、再び発せられているのだ。
≫これに対し
北朝鮮側も黙ってはいない。
≫トランプ大統領を
老いぼれと切って捨てた。
小松≫北朝鮮が行った
この非常に重大な実験。
アメリカ国内の反応です。
まずはメディア8日付のワシントン・ポスト。
北朝鮮は来年初めに
何か劇的なことを
行わざるを得ない。
求めるものをアメリカが与えてくれないならば
彼らは
黙っているわけにはいかないと。
トランプ大統領は30分間
韓国と電話会談を行いました。
9月下旬に行った首脳会談以来
トランプ大統領から
要請した形です。
ここでは対話の機運を維持するという認識で
一致したということです。
こちらは、韓国大統領府の発表になっています。
アメリカの今後の姿勢ですが
こちらは専門家に分析していただきました。
早稲田大学教授
中林美恵子さんです。
アメリカは今
中国と貿易協議を行っていますが
これに関連して
米中通商協議の期限である
今月15日までに