光明星の発射なんですね。
これ、2017年から
北朝鮮は準備しているんです。
それも通信衛星を
軌道に乗せるところから
これを制止させるというのが
北朝鮮の最後の戦略的目標なんですね。
ですから、核実験や
あるいはICBMの発射に
戻るということであれば
北朝鮮は新たな道という言葉は使いません。
元の道に戻るのが
わかりやすいんですね。
新たな道というのは
まったく違って
恐らく、北朝鮮が考えているのは
この人工衛星と称する国際社会は実質的な
長距離弾道ミサイルと
見なしていますけれど
衛星の発射をやるだろうと。
2006年、2009年2012年
3年おきにやっているんですね。
今度、まさに3年の…。3年の周期って考えますと
来年の頭からやる
可能性は高いと。
小松≫いつか来た道感が
毎回満載なんですよね。
でも、3年周期という。
大下≫ここまで辺さんでした。ありがとうございました。
ここからは
池上彰さん、増田ユリヤさんの
月に一度の
スペシャル解説のコーナーです。
池上さん
今回のテーマは何でしょうか?
池上≫今回、日本が
ある賞を受賞したという話です。
その名も化石賞です。
これ、受賞したとしても
実は、名誉なことではなくて
不名誉なことでして
今現在開かれているCOP25。
温暖化対策の国際会議ですね。
これに合わせて、環境NGOが
日本に化石賞を与えた。
これは2通りの意味がありまして
石炭などの化石燃料をいまだに使っている国。
それから
本当に世界の潮流から遅れて
まるで化石のような国という
2通りの意味があると。
日本は、そんな化石賞に
値する国なんだと言われた。
私たちは日本って環境は
随分先進国じゃないのと
思っていたのに
どうも世界からは
そう見られていないと。
一体今、世界の環境問題どうなっているのかということを
増田さんとお伝えしていきます。
増田≫なかなかこの環境問題って解決するには
一筋縄では
いかないところがあります。
こうやって青い地球を見ると
すばらしいと思うんですが実際には国境が引かれていて
それぞれの国の思惑が
そこに影響してくるんですね。
ということで今日のテーマです。
環境不名誉賞日本もやばい。
グレタさんがあんなに怒る訳。
大下≫池上さん、増田さん注目の解説です。
≫世界的な異常気象。
その原因の1つと言われているのが二酸化炭素。
先週から
国連の環境会議COP25で
その削減が話し合われるほど
今、二酸化炭素を含む
温室効果ガスの削減が
世界の大きなうねりとなっている。
≫先週末、スペインでは
大規模なデモ行進が。
そこに現れたのは…。
≫COP25に参加するためにやってきた
高校生の環境活動家
グレタ・トゥーンベリさん。
実は、グレタさん
滞在していたアメリカからスペインまで
船と列車で移動。
飛行機は二酸化炭素を大量に出すので
使わなかったという。
≫世界の首脳にメッセージを送ったグレタさん。
しかし
活動家のイベントでは…。
≫世界の首脳に望むことが
ないとは、一体。
確かに、環境問題に関しては…。
≫アメリカはCO2削減を定めるパリ協定からの離脱を通告。
そして日本の政策にも
非難が集まっている。
≫梶山大臣が