ノーベル賞に輝いた記念すべき1日を終えた吉野さん夫婦。
林≫お二人の素敵な関係も
見えてきますよね。
本当に大変な1日を終えて
お疲れだと思いますが
まだまだ
このあとも関連行事が続きます。
実は晩さん会のあとも
うかうか寝ていられないんです。
その理由というのが、こちら。
宿泊している部屋なんですが白い衣装を着た女性たちが来て
起こされるんですね。
菅原≫川端康成さんですね。林≫これは1968年に
ノーベル文学賞を受賞しました
川端康成氏が
起こされているときの
様子なんです。
ちょっと驚いたような
表情をしていますよね。
これ、なぜこんなことを
しているのかというと
この日はスウェーデンの旧暦の
冬至にあたり
地元の大きなイベント
ルチア祭が早朝から
行われているんですね。
そのイベントの一環として
女性たちがまだ薄暗い中
ろうそくをともして
受賞者の部屋を訪ねるというのが
伝統となっているんです。
海外の報道によりますと
実は、事前に
本人の了承を得ているという
報道もありまして流れとしては
起こす人が鍵を預かって
受賞者の部屋を訪ねる。
そして、歌で起こすというのが
決まりだそうなんです。
菅原≫川端さん
非常に絶妙な表情をしていますよね。
寝起きだとやっぱり…。
久冨≫見られたくないと思う人もいそうですね。
林≫吉野さんも
体験するんでしょうか。
更に地元紙などによりますと
メディアに非公開で行われる
秘密の儀式というものが
あります。
それが、ノーベル賞受賞者が
壇上に上がって
跳ね回るという
カエル跳び儀式です。
ただ、非公開ということですので
写真などはないんですが
これ、ストックホルムの学生らが
主催するイベントの
恒例行事でして
カエルにちなんで永遠の飛躍とほほ笑み続けられるようにという
願いが込められている
ということなんです。
久冨≫ちょっと
これは恥ずかしい。
林≫ちょっと
不思議なんですけれども
想像の世界にも
なっちゃいますね。
更に昨日
番組でもお伝えしましたが
吉野彰さんがメダル形のチョコを
2000枚買ったと
お伝えしましたね。
ちょっと調べてみますと
およそ34万円するのではないか
ということなんですが
このメダルチョコを販売している
ノーベル博物館の
売り場を今回
取材してみましたところ
日本人には
うれしいおもてなしと意外な事実が分かりました。
こちらをご覧ください。
ノーベル博物館の
展示スペースの横に
メダルチョコを
販売している
ギフトショップがあります。
この中で働いている
スタッフの方を
注目してみてください。
こちらの方です。
実は日本人の方なんですよ。
実際に吉野さんがメダルを買ったときに
対応したのも
こちらの方でして
ギフトショップのスタッフ
川田明奈さんなんですね。そして川田さんを含めて
博物館には
日本人スタッフが3人います。
なぜ皆さん、こんなところで