2019/12/14(土) 19:30〜20:15 ブラタモリ「姫路城〜姫路城で江戸城のロケをするのはあり!?〜」[解][字]


姫路に江戸城とそっくりな城がある理由を知る 重要な手がかりなんです。
この絵図をもとにですね
早速 行ってみましょう。
城ですか?
はい。
あっ そうなんですか!?
なんか てっきり→
お城 お好きなイメージでした。

そうなんですか。
それほどじゃ…。
(笑い声)
(千田)えっ 同志と思ってたんですけど。
(笑い声)
ちょっと まさかの事実。
まさかの衝撃告白だったです。
でも今日から
お城 好きになって頂いて。
他の城とは やっぱ違いますよ。
全く 美しさも。
(大谷)はい。


ほぉ~ 堀ですね。
これですね。
そうですね 幅が結構…。ありますね。
絵図と現在の地図を見比べてみましょう。
タモリさんがいるのは この場所。
川の形が よく似ています。
一方 東側は埋め立てられてしまっていますが…→
こんな形の島だったことが
分かっています。
その大きさは 東西200m
南北400mもありました。
実は それを詳しく描いてあるものが…。
あ~ これ?はい。
ほんとに ごく最近
あるのが分かりまして。
え~ 見つかったんだ。
そうです。
へえ~。
おお~。
江戸時代の島の様子を描いた
御船屋敷絵図。
この絵図のおかげで
これまで ほとんど分かっていなかった→
島の全貌が明らかになったんです。
例えば L字形の堀は この部分。
どんな場所だったんでしょう?
これ何… 「御召船」ですか?(大谷)はい。
御召船って何ですか?
藩の御用達の船ということですね。
あっ ここに。 え~ これ何だ?

「御船」…。
これ 「登」という字?
(大谷)はい。
「登セ浜」?
(大谷)はい そのとおりです。
はい。
「登セ浜」とは 船の組み立てや修理を行うための砂浜のこと。
つまり L字の堀の辺りは→
輝政が乗る船のためのドックだったんです。
そうすると これ…
(大谷)そうですね はい。 これはですね…
えっ 水軍 持ってたんですか?
はい。
藩主が自分で水軍を持つっていうのは
初めて聞きましたね。
あるんですか。
ええ。 ですから…
(千田)ここに だから
軍艦が いっぱい泊まるわけですよね。
荷揚げじゃないんだ。
(千田)ものすごい大水軍です。
はあ~。
すごい人ですね。すごいです。
タモリさんも驚きの
巨大な水軍基地。
実は 輝政の船が泊まっていた場所が
今も残っているんです。
早速 行ってみましょう!
あっ その橋が。(大谷)そうです。
これですね。

その辺までは。(大谷)そうですね。→
絵図でいきますと…。
これか?
このカーブですね。
(大谷)そうです。
タモリさんが見つけたのは
三角形をした水路。
これを絵図と見比べてみると…。
L字の堀の この部分とよく似ていますよねぇ。
御召船があった場所は
現在 工場になっていますが→
今も痕跡が残っているんです。
特別に 敷地に入らせて頂きました。
で この辺りですね…
(大谷)向こう側とか。
しますね。
(大谷)高まってるっていう感じで。
(大谷)この中では…。
え~と 今 こう来たわけですね。
あっ これ登ってるのか。 この登りか。