地域では高齢化や後継ぎ問題が起きているという。
≫少しでも、農家や農業への
興味を持ってほしいと
今回、若い2人に
おてつたびを頼んだのだ。
小柄な原田さんが
大きな機械を背負って一体何を?
実は、収穫後の田んぼで
レンゲの種まきをしていた。
≫一方、山崎さんは
田んぼの排水路作りを頼まれた。
≫初めての農業体験。
2人は夢中でお手伝いをしていた。
1月から本格的にスタートした
おてつたび。
依頼者は、参加者の宿泊場所と
食事を無料で提供し
事前に決めた一定額の交通費を
参加者に支払う。
そのため遠距離でなければ
旅がタダになることも。
このジュース代も、もちろん
農家の清水さんの支払い。
参加者にとっては
まさに至れり尽くせりの旅だ。
更に、普段ではなかなかできない
貴重な経験も。
≫一方
北の大地・北海道では…。
こちらのおてつたびは忙しそう。
幻想的な場所での感動体験も。
≫タダで旅行ができるかもと
今、大評判のおてつたび。
人気のプランは
倍率が10倍以上になるという。
東京の大学生、山崎航平さんは
滋賀県の農家でお手伝い。
トラクターの運転に初挑戦。
車の免許は持っているが…。
≫一方、大阪の大学生
原田紗希さんは
免許を持っていないが
思いきりよくトラクターを操っていた。
≫初日のお手伝いは
これにて終了。
宿泊するのは
琵琶湖の近くにある宿泊所。
もちろん、タダだが
準備されていたのは…。
なんと寝袋。
≫おてつたびならでは。初体験尽くしの1日だった。
翌朝7時過ぎ。
ちょっと早起きした2人は朝の琵琶湖へ。
≫朝もやがかかった琵琶湖は
神秘的な雰囲気。
≫2日目は、ちょっと意外な
お手伝いをするため
車である場所へ。
≫屋台の周りには
法被を着た農家の清水さんたちが
すでにいた。
一体、なんのお手伝い?
≫ゲリラ炊飯とは
農家の清水さんたちが作った
お米のおいしさをPRするため
釜で炊いたご飯を
無料で振る舞う取り組み。
この日は、長浜城の近くで
行われていたイベント会場で
突然、始めるという。
果たして、成功するのか?
≫すると、屋台の前には
炊き立てご飯のいいにおいをかぎつけた人たちの行列が。
急いで、おにぎりを握る
山崎さんと原田さんの2人。
≫あっという間に
2升炊いたお米がなくなった。
お客さんの列が
一段落したところで
山崎さんも、おにぎりを口に。
≫そして、原田さんも。
≫普段はできない体験や
地元の人たちとの交流に
大満足の2人だった。
≫お手伝いをすると宿泊費と食費がタダ。
交通費も補助されるという
おてつたび。
こちら北海道の釧路にも
おてつたびの参加者が。
東京から来た
山永航太さん、25歳。
≫釧路空港からバスを乗り継ぎ
およそ2時間。
目的地の鶴居村に到着。
≫おてつたびの依頼者服部佐知子さん、58歳。
早速、服部さんのお宅で
夕食をいただくことに。
この日は、寒さも忘れる
ジンギスカンが振る舞われた。
≫オーナーの服部さん宅には