2019/12/18(水) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[字]
会見はまだ始まったばかりで言及はありません。
会見では
日本郵政の長門社長ら
経営トップが責任を取って
辞任しないのかについて
質問が集中するとみられます。
関係者の間では
高齢者を騙すような手口を
野放しにしていた
経営トップの責任は極めて重く
辞任は避けられないとの
見方が大勢です。
実際に水面下では
後継者選びも進められていますが
今回の不祥事を受けた
ガバナンスの強化など
難しい経営課題が
山積みで
いわば火中の栗を拾うことになる
後継者選びは難航する
可能性があります。
かんぽ生命保険の不適切販売は
今年6月に
発覚しました。
日本郵政は当初
一連の不正に関する最終報告を
年内にまとめるとしていましたが
調査はまだ終わっていません。
年内の幕引きをもくろんでいた日本郵政ですが
問題は
更にくすぶり続けることになり
経営トップの進退が
注目されています。
渡辺≫ありがとうございました。
今、会見場で並んで3人が話し始めておりますが
日本郵政、日本郵便、かんぽ生命
3社の社長です。
特に日本郵政の長門社長は
半年前にこういう言い方をしてました。
不適切の定義にはよるんだけども
反省はしているけれども明確な法令違反があったとは
思っていないと
6月の会見で
今日、3人の真ん中に座っている
長門社長は
こういう言い方も
していたんですが
今日の第三者委員会の
調査結果を見れば
まだ氷山の一角と言って
いいと思うんですが
全くこの認識は
違うということですよね。
親松≫当初、こういうような
発言があって
そのあと調査で
いろいろ出てきて
謝罪はしているんですが
最初の認識としては
明確な法令違反があったとは
思っていないという
発言から
議論があったことは事実です。
渡辺≫親松さん、金融庁は
保険販売の一部などに関して
業務停止命令を出す
見通しだというんですが
この見通しはこれから
どうなっていくんでしょうか。
親松≫保険会社というのは
信用を売る商売なので
業務停止命令を
出されるというのは
かなり致命的なところがあると
思うんですね。
今回、調査報告に出たんですが
中でも販売成績の高い人というのが
不適切販売に関与していたと。
厳しいノルマがあるので
そういう成績の高い人に
頼らざるを得ないから
みんな黙認していた
というんです。
それが、成績の高い人が
不正をやってても
いいんだということで
まねして広がっていったという
そういう土壌があるので
脈々と受け継がれてきた
そういう土壌を
これから社員教育して
変えていく
なおかつ人も辞めていく中で
みんな仕事の負担も多い中で
変えていく。
これは本当に時間のかかる
作業だと思うんですね。
渡辺≫そういった企業風土
それからガバナンスの問題に
メスを入れないと、この問題は