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渡辺≫こんばんは。
「スーパーJチャンネル」です。
無期懲役の判決が
言い渡されたあと
被告の男は万歳をしました。
林≫東海道新幹線の車内で乗客の男女3人が殺傷された
事件の裁判。
法廷は異様な光景となりました。
≫去年、東海道新幹線の
満席の車内で
男性を殺害し
女性2人に怪我をさせたとして
殺人などの罪に問われていた
小島一朗被告。
今回の裁判では
被告が凶器を用意するなど
計画的に準備を進め
3人を殺傷した事実関係では
検察と被告の弁護側に
争いはありませんでした。
焦点は罪の重さ。
検察側は反省の態度はみじんもなく
一生刑務所で
暮らしたいという動機に
酌量の余地はないとする一方
弁護側は過剰に重い刑を科すことは適切ではないと
公平、公正な判断を
求めていました。
≫判決が言い渡された際
証言台の前にいた小島被告は
無表情で
静かに聞いていたといいます。
ところが、裁判長から
席に戻るように言われると
被告の態度が一変します。
≫立ち上がって1人で万歳三唱する小島被告の声は
法廷の外にまで響くほど
大きかったそうです。
裁判長が被告を制止すると
素直に自分の席に戻っていきました。
渡辺≫では、中継です。
実際に法廷で取材した森本記者です。
被告が万歳をしたとき
法廷内どんな様子でしたか?
森本≫法廷で、被告が
万歳三唱をした際は
法廷の外まで声が響き渡るような
そんな大きな声でした。
その直後には、裁判長が
黙りなさいと
制止しましたが
実は、傍聴席は
それほどざわつくような様子は
ありませんでした。
これはなぜかといいますと
小島被告はこれまでの裁判で
一生刑務所に入りたいなどと
反省の態度のない発言を繰り返していたため
今回の万歳三唱についても
小島被告が、あらかじめ用意していたものだと
感じました。
小島被告は開廷前に小さな声で、失礼しますと
落ち着いた様子で
法廷に入ってきました。
その後、裁判長から無期懲役の
判決を言い渡されたあとも
特に表情を変えずに
落ち着いた様子で
話を聞いていました。
そういった様子から、この裁判は
静かに終わるのではないかと
そういった雰囲気に包まれていましたが
小島被告が最後に
万歳三唱をしたときは
突然、異様な光景になりました。
小島被告は、その後笑顔を見せながら
警備員に
取り押さえられるような形で
法廷をあとにしました。
渡辺≫森本記者の報告でした。
林≫今もありましたけども
小島被告は
これまでも遺族感情を
逆なでするような言葉を
繰り返していました。
刑務所に入るのが夢だった。
それもそうですし、初公判では
通路で倒れている人を
見事に殺しきりましたと
発言しています。
そして、検察の無期懲役の
求刑に対しては有期刑になれば
出所後に必ず人を殺しますと
証言するなど
反省の態度はありませんでした。
無期懲役になって
一生刑務所に入りたいという
言葉がありましたけれども
実際に、本人の望みどおりの