2019/12/21(土) 08:15〜09:00 チコちゃんに叱られる!「“カメはなぜ長生き?”“鏡の謎”ほか」[字][再]
えっ 硬さが?
違う?
ね? 違いますよね 泉谷さん。
そうじゃなくて…。
(中川)おお~!?
チコちゃんに叱られますって
そんなこと言うてたら 絶対!
そんなこと言うからでしょ 泉谷さん!
「かめば かむほど」とか!
(中川)まさかの方ですね。
うん… うん!
あぁ~ くっ…。
うん!(泉谷)言い切らない 言い切らない。
チコりかけてるって ほら やっぱり。
(中川 泉谷)何だ?
では…
(中川)あぁ~!
公園の池などで見かける
ミドリガメの寿命は→
50年以上。
リクガメは 100年以上。
ガラパゴスゾウガメは
なんと170年以上 生きたものも。
すごいね。
今こそ 全ての日本国民に問います。
平日の昼間に
カメを見ている方々に聞きました。
知ってる?
カメが なぜ長生きなのかも知らずにやれ「カメの甲より年の功」だの→
「私はドジでのろまなカメです」
だのと言って→
カメを見下す身勝手な日本人の
なんと多いことか。
思い出して下さい。
カメは うさぎに勝っています。
へえ~!
しかしチコちゃんは知っています。
カメが長生きなのは…→
心拍数が少ないから~!
え~?
くぅ~っ… 心拍数のこと?
ゆっくりなのは 心拍数でした~。
そんなに なんにもだから 負担かかってないんちゃう?
浮いてるか ちょっと歩くか。
要するに…
なんにも。 ストレスもたまれへんし。
速そう 鼓動は。オラ~!ってやってるから…
好きそうねぇ カメが。
詳しく教えて下さるのは…
「やべ」「たかし」!?
そう。
現在も カメと一緒に暮らしています。
この子は ブタバナガメっていって→
息する時 この鼻をちょこっと上げて
息するんで。
これは
チリメンナガクビガメっていうカメで→
これを伸ばしてみると
こんなに伸びてる感じ。
カメのことになると 思わず笑顔。
先生 そろそろお願いします。
…ということが分かってます。
ということで…
あらゆる生物は
呼吸によって取り込んだ酸素の一部を→
食べたものと
化学反応させることで→
エネルギーを得ています。
この エネルギーをつくる一連の流れのことを→
「代謝」といいます。
代謝で使われず余った酸素は→
ものを酸化させる力がより強い
活性酸素に変わります。
活性酸素には ガン細胞や
ウイルスなどを攻撃する→
免疫作用がありますが
活性酸素が多すぎると→
攻撃する必要のない よい細胞も
壊してしまうため→
老化や病気の原因にもなるのです。
心拍数が多いと 呼吸の回数も増え→
体に取り込む酸素の量が増えます。
そのため 発生する活性酸素の量も増えてしまい→
老化したり病気になったりしやすく→
結果的に寿命が短くなるのです。
寿命と心拍数の関係を確かめるため→
動物たちの心拍数を測ってみました。
心臓の音をスピーカーで大きくできる
拡大心音計で測定してみます。
このリズムを覚えておいて下さい。
(心拍音)
まずは 動物園の中で一番小さな…
1分間の…
(心拍音)
無理でしょ これ。
後ほど 音声から心拍数を数えると…。
(取材者)ハムスターの心拍数は 428です。
むちゃくちゃ速いな。
続いては…
(心拍音)