2019/12/21(土) 20:00〜20:45 チョイス@病気になったとき・選「歯科最新情報(1)歯を失ったとき」[解][字]


それぞれがお互いに力を及ぼしながら→
そこに存在してるという→
そういうものなんですね。
ですので 1本なくなると→

その力の連続性が失われてしまって→
いろいろ こう 歯が動いたりですね→
いろんな障害が出てきます。
おお…。
なるほど。その バランスが崩れる状態というのは→
どういうものなのか


こちらでご説明いただきます。
まず その 星印がある所が
抜けちゃった所です。
そうしますとですね
まず その両隣の歯が→
抜けたほうに倒れていきますよね。
へえ~!
何で… 何で倒れていくんですか?
それは ここに歯があったときにはそれぞれが くっついていて→
押し合いへし合いしてるんですけれども。
それぞれが自立して たまたま→
隣り合わせになっちゃってるのかと
思ってましたけど。
そういうわけじゃないんですね。
じゃあ だから 本当に もう こういう…。
こういうことで
ぎりぎり立ってるみたいなことですね。
そういうことです。
これが 間 なくなっちゃったら→
どんどん
おっとっとっとっと… っていうこと。
人間の かむ力はですね
ものすごい強い力が かかります。
もう一つは 上の歯ですね。
かみ合わせの相手の歯がですね→
だんだん下のほうに下りてくるんですね。
「下りてくる」?それは ぶつかるものが→
ぶつからなくなるからですか?
そういうことですね。
実際には こうなってしまうということ…。

え~っ!?これは 1本だけ抜けた状況ではなくて→
もう たくさん抜けた状態。
ず~っと そのままにしていると→
こういうふうな状況になります。
例えば この歯は 上のほうに伸びてきて→
あるいは この歯はですね
上から伸びてきた歯に押し込まれて→
こういうふうな状況になってます。
これは 伸びてきてしまった歯を→
戻す方法とか 削るっていう方法は
ないんですか?
戻すというのは 非常に難しいんですね。
歯列を もう一回再構築をしてあげなきゃいけないという→
非常に
大変な処置になってしまうんですね。
まとめますと
抜けたまま放置した場合には→
かみ合わせが悪くなる。
で さらにかみ合わせが悪いと→
「虫歯」「歯周病」
「顎関節症」などが→
起きやすくなるということですよね。
そういうことですね。
歯だけの問題じゃなくなってきますね。
そういうことですね。
まあ 虫歯や歯周病はですね 「プラーク」→
いわゆる「歯こう」っていわれるもので起こります。
ですので こういうふうに
歯並びが悪くなったりすると→
歯が うまく磨けなくなって

こういうものに なりやすくなるし→
あと 歯周病に関しては→
歯周病になってる所に力の… ストレスが集中しますと→
よけい 歯周病が進行しやすくなります。
そうなると もう チョイスをいろいろ教えていただかないと…。
失ったあとのチョイスを…。
歯を失ってからのチョイス。その特徴やメリット・デメリットを→
順番に見ていきたいと思います。
どっちも… どっちも知らないと。
まずは「入れ歯」ですね。
これは 何となく僕らの印象では→
楽にできるっていうか
負担が少なそうに思うんです…。
そうですね。
こういうふうに かぎを掛けてですね→
この真ん中 歯が抜けてる所に
入れ歯を入れる。
その入れ歯を固定するわけですけども→
基本的にはそのままで入れることができます。
場所にもよりますよね?
その なくなってしまった歯が→
歯の両サイドに
支えてくれる歯があればいいですけど→
そういう場合は どうするんですか?
そういう場合はですね→
こちらは先ほどイラストにあったように→
前後に歯があるような…。はい。
こちらは… ここにしかない。
ない!
そういう場合はですね