2019/12/21(土) 20:00〜20:45 チョイス@病気になったとき・選「歯科最新情報(1)歯を失ったとき」[解][字]
そのあとに→
「メッシュ板」と呼ばれる
金属の帯で→
移植した歯を
固定します。→
1か月ほどたてば 傷口は治り→
歯は 完全に 歯ぐきと くっつきます>
<こちらは
根に ひびが入ってしまって→
抜くことになった→
杉本さんの歯です。→
治療後は こちら。→
移植した親知らずは 周りの歯と→
違和感がありません。→
移植から6年。→
使い心地は いかがですか?>
ほとんど 日常の生活で…
<ワインの輸入販売を行う立野直樹さんも
自家移植をした一人です。→
歯を抜いたのは
虫歯が悪化したためでした>
試飲って
結構 テースティングをするんですけど→
もう 痛くて テースティングどころじゃ
ないんですよね。
<実は 立野さん 自家移植をする前に→
別の歯を インプラントで治療していました>
(取材者)違いますか。
違いますね。
もちろん 選択肢がないから
やったわけですけど…
歯は… もう本当に 人間の歯は
それがあるので→
何ていうか 微妙に
へこんでくれるっていうんでしょうかね。
かみ心地が違います。
(丸川)歯の周りに 歯根膜を介在して→
骨と くっついているので…
<治療から3年たった立野さん。→
硬いものでも
楽に食べられるようになりました>
すごいですね。 何となく まあ 理屈では
自分の歯を移植する…。
だから まあ なじみがいいのかな
というふうな→
何となく 想像はしますけれども→
丸川先生は 自家移植の専門でもいらっしゃるということで。
いつごろから始まった治療なんですか?
結構 数十年前から行われている治療なんですけれども→
やっぱり
不確定な部分が 成功率だったりとかが→
まあ 不確定な部分があったりだとか→
比較的 技術が難しかったりするので→
そんなには浸透していない
治療法なんですね。
でも 最近では その治療の成績も
いいってことも分かってきましたので→
移植するという方法が
徐々に広がっているような状態です。
なるほど。 まあ 何となく
VTRの立野さんは→
かみ心地が違うっていうふうに
おっしゃってましたけど→
理屈的には
どういうことになるんでしょうか?
VTRにもありましたけれども→
やっぱり この歯根膜があるかないかっていうのが→
インプラントとの
最大の違いになります。
この歯根膜の細胞があることによって→
移植したあと その細胞が その次の所で→
生着させるための
接着剤の役割を果たすということと→
硬いものだったり 軟らかいものだったり
かみ分けるような→
感覚という機能もありますので→
ある意味 髪の毛一本でもかみ合わせの違いを…→
挟まってるか挟まってないか
感じることができるのが→
やっぱり 歯根膜を介した場合
ということになるんですね。
あとは 防御機構というのが
歯根膜にはあるので→
インプラントは炎症を起こしやすい
っていうふうに言いましたけれども→
歯の場合には
やっぱり 防御機構があるので→
まず 炎症を起こしたら
痛いって反応するとか。
その… 反応をする。 硬ければ硬い。
これ以上かんじゃ駄目とか→
そういう反応をするっていうところが→
大きく違う点になってくると思いますね。
これは 一回 抜けてしまって→
新しい生きてる歯を入れるわけじゃないですか。
そこにも
また膜が出来るっていうことですか?
それとも もともと歯に付いて…。
そうですね 比較的 自分の歯に付いて移植することが可能なので→
外れてしまった部分は 少し また→