2019/12/24(火) 22:00〜22:45 先人たちの底力 知恵泉・選▽嫌われ者の極意 蒲生氏郷 秀吉に“恐れられた男”[解][字]


下がるわけじゃないです。
まあ 価値自体はね。
嫌な気分はなるけど価値は下がらない。
岡田さん 「最近 スベらないね」
って言われたら…。
これはね なんか複雑な気持ち
俺の場合。
俺の場合は ちょっと複雑やわね。

でも 評価と価値ってまた違うんか。
どんな状況でも
2人はね 必ずね→
自分が何をしても 言ってもね
批判する。
それぞれの評価が違う
っていう事ですか。
だから 都から遠く離れた所で
自分の理想とする→
まあ 国といいますかね 国を
つくるというふうに考えたら→
なんか やる気


出るかもしれないでしょ。
僕が カウンセリングをしてきた
経験の中で→
よくね 悩みを訴える人が
いるんです。
「暗い」って言われたら嫌でしょう。
嫌ですね。
根暗。
根暗とかね 暗い。 はい はい。
暗い方がいい?
いや 僕は もう本当に。
表向きは明るいんです。
家帰ったら暗いんですよ。
これが問題なんですよ。
優しい自分だったら受け入れる事できるでしょう。
そうすると…
そういうふうに話をしたら→
カウンセリングに来られる
前と後では…
新しいものさし 持てそうですか?
いや だから そのものさしがね→
もう巻き尺になってるところに
ちょっと もう絡まってんのよ。
ほんとに 俺のものさしが
巻き尺ですよ ほんとに。
でも まあ… でもね 先生
やっぱり哲学者というか→
まあね
いろんな経験されてるから→
人間の その本質の

メンタリティーの部分からの→
言葉というの
なかなか突き刺さりますね。
ねえ でも まあ いわば
新しいものさしを持つ事で→
まあ 上に嫌われてもね
自分に与えられた場所で→
最大限の成果を上げて
生き抜いてきた氏郷ですけれども。
実はですね その背景には
また上司とは別の→
支えになる存在があった
という事なんですね。
それにまつわる知恵を
見ていきましょう。
能力があるゆえに
秀吉に恐れられ 嫌われた氏郷。
領国経営や伊達家への監視など
隙を見せない対策をしていました。
そして もう一つ
大切にしていた事があります。
氏郷が頼りにしていたのは
いざという時に団結する→
家臣たちの存在です。
そのために氏郷は→
常に求心力の維持を図るかの
ような采配を振るっています。
例えば 会津黒川に
領地替えになった時の事。
知行割を行おうとしましたが

家臣を増やしたために→
十分な報酬を与えられない状況に
陥りました。
そこで氏郷は 家臣一人一人に→
どれだけの報酬が見合うか自己申告させました。
更に
家臣たちだけで会議を開かせ→
各人の要求が妥当かどうかを
判断させたのです。
その結果 過大な請求は正され→
それぞれが納得する報酬に落ち着きました。
自分に不満を抱かせない
巧みな方法で→
家臣たちをまとめていた氏郷。
更に 心を掴む事にもたけていました。
氏郷が どのように
家臣と接していたか→
それをうかがわせる逸話が
残っています。
それは 氏郷が