行ったりとか少ないんですけど→
家臣じゃないですけど
マネージャーですよね 周りの。
その方が やっぱり
味方にならなければ→
自分はないなと思いますから
そこは大事にしてるんですけどね。
まあ その上下じゃないですけど→
ある意味 そういう関係に近いかも分かりませんよね。
どんなに現場で苦しくても→
どんなにスベっても…。スベっても… そう!
マネージャーさんは支えてくれると。
支えてくれんですよ。
でも 小和田先生 氏郷のね
風呂を沸かしてって→
まるで家族ですよね。
ほんと そう。
当時は やっぱりね
いろいろと…→
主君と家臣との関係を
円滑に保つためには→
結構 まあ 宴会ではないですけど
呼ぶんですね。
それで 御飯とか お酒飲ませたり
するんですよ。 だけど…
なかなか ないですよね。
存在承認。つまり…
…という事を伝える事。
家臣にしてみれば 自分はまだまだ能力もないっていいますか→
十分じゃないし
仕事もできてないけれども→
この上司は まあ 氏郷は
自分を この存在の次元で→
受け入れてくれる
というふうに感じられる事は→
すごく家臣たちには
ほんと ありがたい事で。
やる気になりますよね。
そうなんです。
それが その蒲生風呂ですよね。
小和田先生 その時代やっぱり あれですか?
今も そうかもしれない…
上下関係は はっきりしてたので→
異例ですかね?
確かに珍しいです。珍しい。 すごいですよね~。
これは うれしい事ですよね。
上下の関係ではないと。
横の関係と。
でも別に それは…
これや!
なんと!
これ 今 現代に響きますよ。
役割だけであって上下関係じゃないと。
そう考えると… ねえ
今でも なかなか難しいのに→
当時よくやりましたよね!
その時代に なかなか…。封建制的な主従関係でね→
身分差は大きいのにね。
大きいね。
それが当たり前の時代ですからね。
でもね 蒲生氏郷は→
最初から まあ 嫌われていた
という立場でありながら→
たくましく
生きてきたわけですけれども→
まあ そこには
いろんな知恵がありましたが→
改めて どうですか? 蒲生の知恵。
いや そこの環境でしっかりと自分を持って→
そして その状況で
いろんな事を考えて。
先ほどで言うたら
実際に こう 役割分担とか→
その時代にないような
そういう考えね。
その状況での ちゃんとした
考えを持ってるって→
やっぱ すごい事ですよね。
一切 後ろ向きな発想は全くなく 前向きに前向きに→
それが まあ 楽観という言葉に
つながるかも分からないですね。
やっぱり 左遷されて→
普通なら ちょっと腐っちゃうところなんでしょうけど→
そこを いや 新しい ここが
自分の新天地だというね→
まあ そういう理解で 国づくりを
やった というところがね…
結構 何人かいるんですね。
それが…
そういった側面が
あると思いますので→
その典型的な一人。
はあ なるほど。 へえ~。
岸見さん そう考えると→
最初から嫌われていても 望みはありますね。あります あります。
どうですか?
蒲生の知恵を改めてご覧になって。
だから 好きな人に告白しても→
あなたの事 男として見てなかったとかね→
そんな言われたらショックでしょ。