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2019/12/25(水) 00:35〜01:25 NHKスペシャル 東京リボーン 第3集「輸送革命 果てなき欲望との闘い」[字][再]

♪♪~
2020年に向け 日本の首都 東京の大改造
リボーンが進んでいる。
オリンピック目がけ 世界中から
ヒトとモノが押し寄せる東京。
その奔流を受け止めるための輸送革命が
始まっている。
東京湾では
都心と巨大物流ターミナルをつなぐ→
海底トンネル工事が
大詰めを迎えている。
海底で待ち受けているのは
東京湾独特の濁りとの闘い。
視界 僅か30センチ。
思いがけないトラブルが頻発する。
そして7月 通常なら10年かかる工事を
4年でやってのけ→
全長930メートルのトンネルを
見事 貫通させた。
空の玄関口 羽田空港。
2020年 東京は 訪れる外国人を→
1,400万人から2,500万人に
増やそうとしている。
それに備え
国際線で→
1日50便もの
大増便をする計画である。
そのためには
新たな飛行ルートが必要となる。
これまで飛んでいなかった都心上空で


飛行検査を続けている。
輸送革命に もう
残された時間は少ない。
東京の
ヒトとモノの受け入れは→
限界に
近づいている。
多い時には
2分に1回の発着がある空港。
あふれる物をさばききれず
トラックの大渋滞が恒常化した港。
増え続けるヒトやモノとの
果てしない闘いが続いている。
「シリーズ 東京リボーン」。
SFコミック「AKIRA」のシンボルキャラクターと共に→
ネオ東京の誕生を目撃する。
第3回の今日は ヒトとモノの輸送革命最前線にダイブする。
ヒトとモノがあふれる東京。
しかし 空港や港は 悲鳴を上げている。
これは 俺たち自身の欲望の話でもある。
よく見とけ。
♪♪~
2018年12月 東京港。
4隻の船に引かれ
えたいの知れない巨大な建造物が→
海上をゆっくりと移動していた。
地上30階建ての高層マンションに匹敵する大きさだ。
これを 東京湾の海底に沈めるという
前代未聞の工事である。
現在 江東区の有明地区から→


中央防波堤地区をつなぐ→
全長930.8メートルの
海底トンネル工事が→
最終盤を迎えている。
モノがあふれ東京港は 目詰まりを起こしつつある。
それを解消するために→
港と都心とを直接結ぶ→
新たな大動脈を
建設するのだ。
2016年に始まった この工事。
通常だと 10年はかかる工事を4年で行うことが課せられている。
スタート!
そのため 無人掘削機など最新のマシンが投入されてきた。
なぜ 4年で完成させないといけないのか。
このエリアはオリンピックの競技会場が集まり→
選手たちを スムーズに移動させる
ルートが必要である。
物流の大動脈として作られる
このトンネルを→
大会期間中は 関係者が使う
専用道路として利用するのだ。
あの巨大な建造物は
所定の位置まで移動を終えていた。
その上に 技術者たちが降り立った。
この建造物は 沈埋函と呼ばれる。
これを沈め
沈埋工法という特殊な工法で→
トンネル作りを行う。
この工法こそ 超短期工事の鍵である。
あらかじめ 地上で作られた

トンネルを7分割したパーツ 沈埋函。
それを一つ一つ沈め→
水深20メートルの海底で接合させていくのだ。
工期を圧縮するため 沈埋函は
かつてないほど 巨大に設計されている。
沈める回数が少なくなるからだ。
1つの函の長さは世界最大規模の134メートル。
その分 工事の難易度は増す。
この難工事の指揮官を務めるのは西村行雄。
これまで 8本のトンネルを沈めてきた→

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