2019/12/26(木) 23:20〜23:35 ニュースきょう一日 突然の相続に困惑?知っておきたい3か月ルールとは[字]


死刑の執行は
ことし8月以来です。

きょう一日のニュース続いては。
全国の地方議会の男性議員が
妻の出産に伴う休暇を
取得しにくいことが
分かりました。
全国の1800の
地方議会を対象に行った
アンケート調査。
過去15年間に
男性議員が妻の出産に伴い休暇
などを取得したケースは
およそ3.66
パーセントでした。
また妻の出産に伴う
休暇の取得などに関する規定が
あると回答した議会は
全体のおよそ5パーセント
だったということです。


ビール大手のアサヒビールが
本業に支障のない範囲で
社員の副業を
認めることになりました。
対象は5年以上の勤務経験がある社員です。
副業で専門知識を高めたり
人脈を広げたりすることで
会社での仕事にいかしてほしい
としています。
古くなったカセットボンベに
注意してください。
国民生活センターが
長期間保管されていたボンベを
調べたところ
劣化して隙間から
ガスが漏れるボンベが
見つかったということです。
業界団体などでは7年程度で
使い切るか買い換えるよう
呼びかけています。
野良犬として保護された
オスの雑種、風雅くん。
合格率がおよそ3割という
難関の災害救助犬の試験に
見事、合格しました。
雑種の保護犬で
一発で合格した犬は
少なくとも西日本では初めてでは
ないかということです。
続いてはきょうから明日へ。

今夜は、相続について考えます。高齢化社会が加速する今
大相続時代ともいわれ
疎遠な親族からの
突然の迷惑相続の相談も
増えているんだそうです。
例えば千葉県に住む
70代の男性。
突然ある自治体から
督促状が届きました。
亡くなった伯母が
住んでいた土地の
固定資産税の支払いを
求めるものでした。
また20代の女性のもとには
父親の仕事に関係した未払金
300万円近くを払ってほしいと
内容証明郵便が届きました。
ただ幼いころに両親は離婚
父親とはその後
一度も会っていませんでした。
いずれのケースも
自分が相続人になっていることを
このとき初めて知ったということです。
こうした場合
どうすればいいのでしょうか。
3つの選択があります。
まず単純承認。
すべての相続財産を
引き受ける方法です。
2つ目は

相続放棄。家庭裁判所に
財産は一切
相続しませんと申し出ます。
そして限定承認。
プラスの財産と
借金などのマイナスの財産を
引き継ぎますが
マイナスの財産が
想定以上に増えても
支払い責任は
プラスの財産の範囲内に
とどまるという制度です。
さらに注意点があります。
それは3か月ルール。
相続放棄や
限定承認の選択をする期間は
民法で3か月以内と定められているのです。
この3か月ルールが
スタートするのは
財産を残した被相続人が亡くなり