2019/12/27(金) 19:30〜20:42 チコちゃんに叱られる!「拡大版SP!イチョウ並木・氷の謎・イラスト一挙公開!」[字]


なのに 最後は きっちり終わります。
(笑い)
3分! 3分かからない。
最後の人だけで調整できると思う?
(萬田)できるわけじゃないもんね。
分かんないね。

すいません 分からないわ チコちゃん。
すいません 分からない!
それ。(高橋)アハハハッ!
ありがとう。
今こそ 全ての日本国民に問います。
何となく 相撲に詳しそうな方々に
聞いてみました。
なぜ 大相撲が いつも決まった時間に
終わるのかも知らずに→
「反対はあったけど寄り切った」だの
「押しの一手で 契約取ったぜ」だの→
相撲の決まり手で例える
サラリーマンの なんと多いことか。
ちなみに 私の好きな決まり手は…→
内無双です。
(高橋)何の情報?
そうなんですか?
しかし チコちゃんは
知っています。
大相撲を 時間どおりに
ぴたっと終わらせるためには…→
いろんな技があるから 知っておこう。
(高橋)え? え?いろんな技があるから。
はい。


ごっつぁんです。
詳しく教えて下さるのは→
相撲の歴史に詳しい相撲博物館の…
日本相撲協会のホームページには→
大相撲の1日のスケジュールが載せられています。
始まりは 朝8時。
櫓の上の太鼓の音で開場を知らせます。
この時 既に
当日券を求めるお客さんで大行列。
そして 朝8時35分ごろから
幕下以下の取組が→
午後2時15分まで およそ150番 行われ→
午後2時35分から十両の取組が およそ14番→
そして 午後3時40分から→
幕内土俵入り 横綱土俵入りと続き→
午後4時10分から
幕内の取組 およそ20番が始まり→
最後の取組 「結びの一番」を→
午後5時55分までに取り終えて→
弓取式で 1日が終了するのです。
今の相撲興行の基礎は 江戸時代中期に出来上がったんですけども→
まあ そのころは もちろん まだ…
というのも 立ち合う時に…
明治45年には 立ち合いで
待ったを繰り返し→
取組に 1時間以上
かかったこともありました。
(長瀬)それが…
(長瀬)それと同時に…
「仕切りの時間」とは→

力士が 土俵に上がってから立ち合うまでの時間。
土俵に上がっても
すぐには 相撲を取りません。
しこを踏み 塩をまき…。
両者 向かい合っても…→
まだ 立ち合いません。
塩をまいて 向かい合うこの仕切りを繰り返し→
お互いの呼吸を
合わせていくのです。
(行事)はっけよい 残った!
実は幕内4分 十両3分 幕下以下2分と→
仕切りに制限時間を作り→
1日200番近くある取組の時間を→
コントロールしているのです。
でも この制限時間→
一体 誰が計っているのでしょうか?
この方に聞きました。
第六十二代横綱
大乃国として活躍し→
引退後は 「スイーツ親方」と
呼ばれるほど→
スイーツ好きが有名に。
そこで…。
話しする前に見たら チコちゃんに
怒られちゃうんじゃないの? ええ?
食べちゃうの~?
あ~ これは すごい!
食べちゃった!
おはぎ 食べに来たんじゃないの?
(スタッフ)食べて頂いて結構です。

改めて 相撲の制限時間を誰が計っているのかを聞いてみると…。
土俵を囲む5人の審判のうち→
正面左側の方が 時計係審判。
この時は
元小結・高見盛の振分親方でした。
で この手に ストップウォッチ
持ってるでしょ。
下で 時間 計ってますので。
この右の手を出した時に知らせたわけですね。
「時間いっぱいですよ」と。